話す通りに書くと意味不明

先週末に日課を作って以来、noteを書いていなかった。noteを書く時間は日課に使ってしまっている。

最近は、短歌の勉強のために、あらためて口語と文語についていろいろ考えている。たとえばこんな感じだ。この日記は、口語文法にのっとった書き言葉で書かれている。けれども、話し言葉風の要素もそれなりに取り入れられている。

わたしは、瞬発的に話すようなやり方で文章が書けない。Twitterで見かけた悪文は、まさに瞬発的に話すようなやり方で書かれた文章だ。

下に書いたように口に出して言われたら、悪文とは思わないだろう。⤵とか⤴とか~とかのニュアンスは、まあ、くみ取ってください。

私ぃ⤵子どもがぁ⤵回るお寿司にぃ⤵Appleのぉ⤵高い耳栓⤴忘れてぇ⤵店内にぃ⤵まだあるぅ⤴表示がぁ⤵あったからぁ⤵戻ったのにぃ⤵この席になかった~ってぇ⤵言い張るの~次の客もぉ⤵入れてないからぁ⤵席片付けた人に確認して⤴ってぇ⤵言ってもぉ⤵なかった~ってぇ⤵一点張りで~警察呼んで音量鳴らすけど大丈夫⤴ってぇ⤵言ったらぁ⤵走って行ってぇ⤵持って戻ったの~

もとのツイートだと、「。」の近くだけ書き言葉風だった。それはそれで面白いけど、少し話し言葉風にいじってみた。わたしが文体を模倣しようとしても、たぶんこんな風にしか書けない。

このまえ子どもと回るお寿司に行った。子どもが店にAppleの高い耳栓(?)忘れたから、確認したら店内にまだあるってなってた。なのに「この席になかった」と言い張る店員。次の客もいないから、「席片付けた人に確認して?」って言っても「なかった」の一点張り。「警察呼んで音量鳴らすけど大丈夫?」って言ったら、走って耳栓持って戻ってきた

なんということはない。ただ、口語文って話し言葉じゃないよね、じゃあ口語短歌って何だろうね、ということだ。

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