音楽と思い出
最近、音楽と思い出は結びつけない方がいいと思った出来事がある
数日前にやっと聴けなかったバンドの曲を聴いた、昔好きだった奴が好きなバンド
おすすめされた当時は聴いてみると言いつつも、もしもハマった後にこの人との別れが来たら好きだったものが聴けなくなるのは嫌だなと聴かなかった
結局あの時聴いても聴かなくても変わらなかったんだろうけど
お別れしてからも随分長い間引きずっていたが、
やっと区切りがついたしもう聴いても大丈夫だろうと思ったのが甘かった
悔しいほどに思い出してしまった
あいつはこの音楽を聴いてたのか
別れ際まで最低だったのにこんな素敵なものを聴いてたのか
あいつ好きそうだな
私も好きだわ
あーーーーー、悔しい
そう思いながらも曲は止めずにずっと流れている、心の自傷行為
訳もなく苦しくなってる、なんだこれ
いつまであいつは私の中に居座るんでしょうか
そろそろ滞在費を頂きたい
もう今はどこで何をしているのか知らないけど、どうか私の知らないどこかであの曲が歌ってるような幸せな暮らしをしてくれ
私も頑張って生きますわ、あんたの知らないところで
素敵な音楽を教えてくれてありがとうね、あなたを思い出さなくなるまで聴きます
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