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強制的に一日を終える

こんばんは、今週も一週間お疲れさまでした。今週もまたいろいろなことがありました。個人的なことですが、本日今年の健康診断を終えました。

自分のやりたいことや体調などと相談しながら、できることを増やしつつ、なにかに貢献しながら、他のものにチャレンジするって結構難しいですよね。

私たちは、命ある限りなんにだって挑戦できるんですが、でもそれって体調が良かったり、病気や怪我、もしくは犯罪者にならないこと前提なんですね。人生ゲームで一回休みってめっちゃ悔しいじゃないですか?それが人生に起こることがあります。

だれも予想することができないことが起きるので、そんなことが起きたときにどうするか、ワクワクできるか、みたいな乗り越えるマインドセットが大事だと思っています。

それで、実は、夜遅くまでやりきってしまって寝るって不健康そのものなんです。大体、なにか忙しいときには、ついついやって、次の日やる気が起きずにダラダラすごして、また夜遅くに作業をするはめになってしまう。そんなことってないですか?

特にリモート会議が多いと普段以上に脳を酷使します。沈黙が続いたりして、相手のことに無駄に神経を使うからだと思います。

研究としては以下のものがあるようです。

  1. "Zoom fatigue: A new reason why remote work is exhausting" (Fosslien, Duffy, & Westgate, 2021): この研究では、リモートワークやリモート会議が脳に及ぼす疲労感やストレスについて調査されました。研究者たちは、多数のビデオ会議や長時間のオンライン作業が、社交的な認知負荷を増加させ、脳に疲れを引き起こすことが示されました。

  2. "The 'Zoom Gaze' and its implications for communication: An empirical investigation" (Brady et al., 2021): この研究では、Zoomのようなビデオ会議プラットフォームが、顔のアップクローズ画像を提示することで、他者との社交的な接触における視線交換を模倣することが調査されました。研究者たちは、この「Zoom Gaze」が、リモート会議の参加者の脳にストレスや疲れを引き起こす可能性があることを示唆しています。

  3. "The effects of video conference fatigue on user satisfaction, stress, and mental health: A comparison between Zoom, Skype, and WebEx" (Chen et al., 2021): この研究では、Zoom、Skype、およびWebExの3つのビデオ会議プラットフォームを使用して、リモート会議が参加者のストレス、疲労感、およびメンタルヘルスに与える影響が調査されました。研究者たちは、多数のビデオ会議が、参加者のストレスレベルを高め、メンタルヘルスに悪影響を与えることが示されました。

そのストレスがダラダラ働いてしまう原因になっていると考えます。ストレスレベルをへらすためにマルチタスクにしないということも大事だと思います。関連論文は以下にあります。

  1. Mark, G., Gudith, D., & Klocke, U. (2008). The cost of interrupted work: more speed and stress. Proceedings of the SIGCHI conference on Human Factors in Computing Systems, 107-110. https://doi.org/10.1145/1357054.1357072
    この論文では、仕事の中断が作業速度を速める一方で、ストレスを高めることが示されています。マルチタスクがストレスを増加させ、パフォーマンスに悪影響を与えることが示唆されています。

  2. Salvucci, D. D., & Taatgen, N. A. (2011). The Multitasking Mind. Oxford University Press.
    この本では、マルチタスクが認知負荷やストレスを増加させることが議論されています。著者らは、マルチタスクの認知プロセスを理解し、その影響を最小限に抑える方法について提案しています。

  3. Ophir, E., Nass, C., & Wagner, A. D. (2009). Cognitive control in media multitaskers. Proceedings of the National Academy of Sciences, 106(37), 15583-15587. https://doi.org/10.1073/pnas.0903620106
    この研究では、メディアマルチタスクを行う人々の認知能力が低下し、注意力が分散しやすくなることが示されています。これはストレスの増加につながる可能性があります。

それと完璧を求めるのをやめて、困ったことがあれば、GPTに聞いたり、他の人に頼ることにしました。

そして、これは一生モノだと思いますが、自分の脳力にあった、脳の休め方(僕の場合は早い時間に寝ること)を継続することです。最近は忙しくて1時に床に入ることがあったのですが、明らかに集中力が欠如したり、体調が悪くなったのでやめました。とにかく生産性の低下という弊害があります。そのため今は、10時に寝ることにしています。

で、本当に作業続けたいって思うのですが、途中の作業、メモして、寝るのが一番です。パソコンを開きたくないのであれば、ホワイトボードにでもメモ帳にでも書いておくといいです。そして、起きたらそこからスタートすれば、いいんですから。

さぁ、来週も頑張ろう!