街で見かける「グラフィティ」について
街を歩いていると、壁や電柱などにこのような絵をよく見かける。
落書きのような稚拙なものから,芸術作品のように目を見張るものまでさまざまだ。
カバーの絵は、駐車場に書かれていたものの一枚。
昔からのレンガ塀をキャンバスにして描かれていることもあり,一際目立っていた。
これらは,ヒップホップの四つの文化のうちの一つ、「グラフィティ」というものと聞く。
ちなみに,ヒップホップとは,「ラップ」「ブレイクダンス」「DJ」そして「グラフィティ」の総称であるとか。
ぼくは音楽の1ジャンルであると長いこと思っていたが違った。
グラフィティーには3種類あるらしい。
サッとかけるサインのような「タグ」
2色で文字のアウトラインを際立たせる「スローアップ」
3色以上使って書き込まれた「マスターピース」
ここに写真で示したものは、「スローアップ」と呼ばれるものだ。
グラフィティには、上書きするという文化があると聞く。
お前のより上手く描ける,という意味だったり,「ここは俺の場所だ」というマーキングできない意味があったりするのだろうか。
実は,このグラフィティは、ヒップホップ文化自体の要素というわけではなく,古代からあるものだ。
ヒップホップ文化が育っていく中で、それを取り入れていったものだという。
調べると面白いに違いない。
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