僕には新年の抱負というものはない
新年からやろうと数日待つような悠長なことはしておれない
やりたければ今日からやる。
次の本もすでに書き始めている。
はじめたいときがタイミングだ
リンクトインの創設者の方の言葉に,「リリースしたときにその製品に恥ずかしさを感じなければ,そのタイミングはおそすぎたのだ」というのがある。
完全に仕上げてからのリリースでは遅いというのだ
Windows95は,リリースのときには3000のバグがあることがわかっていたという。
しかし,バグを潰してからではタイミングが遅れる。
1995年の11月23日というあのタイミングがベストだったのだ。
当時はまだIBMからもOSが出ていたような時代だ。
悠長なことはしておられなかった。
だから,一気にマッキントッシュを抜いて世界の覇者になれたのだ。
ゲームだってそうだ。
アプリなんか,どんどんアップグレードを繰り返す。
それを見越してリリースしている。
タイミングというものがある。
それが「やりたいとき」だ
「きんちゃれ」というハッシュタグで,Kindle仲間が応援し合うゆるいつながりをつくろうと発想したとき,実はどきどきした。
こんなことして,みんなが乗ってこなかったら,どうしよう。
しかし,長くはなやまないことにしている。
今やりたいと思ったのだ。
今がタイミングだ。
だから,発想して5分後にはツイートした。
その後は,フォロワーさんたちが波を広げてくださり,たくさんのKindle出版のなかまができた。
それは,ちょうどりおんさんの出版の背中をおすことにつながり,並行して勧めていたメルマガ登録特典のリリースともタイミングが合い,「きんちゃれ」というハッシュタグで,反応を頂いた。
それが,今回の「noteから始めるキンドル出版」の表紙のデザインは挿入イラストまでも広がった。
また,第4回ブログKindleコーチングライブでのセミナーもかなり変わっていたに違いない。
あれは1時間30分ものライブでありながら再生数が50回を超えるオンラインセミナーになった。
あの5分がなかったら,その後の様相は大きく変わっていただろう。
「いい思いつきかも。ちょっとあたためて,この後の展開を予想し,メリットやデメリットを整理してから,来週辺りにリリースしよう」なんて思っていたら,おそらく今の展開はない。
だから,ぼくは,「今だ!」というタイミングを大事にしている。
福の神には前髪しかないという。
通り過ぎた後では髪をつかめないのだ。
だから僕は,なにかやろうと思ったら新年まで待つということができないんだ。
僕には新年の抱負というものはない。
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