50代からの情報発信 シニアはブログや音声,動画に記録を残そう~シニアアップデート
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今日のテーマは、「50代からの情報発信」です。
50代以上の人たちは、価値ある情報をたくさん持っているので、ブログや音声、動画に記録を残していこうという話です。
僕たちは,史上初めて60代でブログやTwitterについて語れる世代。
そんな僕たちにできることは何なのか考えてみました。
60代で普通にブログやTwitterのことを語れる史上初めての世代
2000年代初頭にブログやTwitterを始めた僕たちの世代は、2020年代に入り、そろそろ60代に差し掛かります。
あるいは70に迫ろうかというような方もおられます。
60代の僕らは、こんな高齢でブログやTwitterのことを普通に語れる史上初めての世代となります。
これまでのネットの歴史の中で、高齢者の知見が自分たちの手でネット上に記録されることはなかったわけですね。
これまでは、若い自分たちが、この後自分の加齢によりどんな変化や成長、はたまた劣化を迎えるのか、それを総合知という形で知ることはできなかったのです。
ところが、これからはそれが可能。
そして史上初めてその仕事をするのが僕たちの世代なのです。
そしてこれから60代になっていく50代の人たちのしごとでもあるのです。
50代以上の僕たちの仕事
現在、Twitterやブログで30〜40代の方が投稿される内容をみていると、
僕たちがこの年になってようやく手に入れられた見方、感じ方、考え方を発信しているなと思うことが多くあります。
中には、中学、高校といった、まだ若い世代なのに、僕らがじたばたしながらようやく40、50になってたどり着いたような考え方ができる人が何人も見られます。
すごいことだと思います。
ネットに価値を残すことの偉大さを感じます。
若い人たちは、加齢を待たずして、すでに知見の先取りをすることができているというわけです。
これがよいのかよくないのか、人類がまだ経験したことがないことなので今は誰にもわかりません。
でも、僕には良いことのように思えます。
人生が2倍にも3倍にもなるようなものですからね。
とすると、60代に差し掛かろうとする僕たちが後の世代の人に示すことは、こういうことではないかと思います。
60代の私達が、すでに競争の必要もなくなり、心穏やかに、充実した知的生活を送っている姿。
50代にさしかかった人たちが、「枯れた」どころか、その後に待っている60代へ向けて、果敢に準備をしている姿
若い人たちが、加齢ということを恐れないようになり、加齢を悪とするのではなく、むしろ憧れるようになるような生き方。
50代以上が発信する情報は第一級リアルタイム加齢記録
実際には、昔も、高齢になるとそのような平和で穏やかで、毎日が学びである充実した世界に遊ぶ人がたくさんいたわけです。
私の父や母もそうでした。ふたりとも戦争とその後の時代の中で、大変な経験をしてきた人なのですが
後半生はおだやかで、ふたりとも俳句をたしなみ、よく二人で連れ立って吟行(俳句を作るたびにいくこと)をしていました。
おだやかで最高の知的生活として僕はあこがれました。
でも、一般的にそれらを表に出す術がなかった。
見た目には、腰の曲がった、顔中にシワのできた、がらがら声のじいちゃんであり、ばあちゃんでしかありません。
若い人たちはとてもそんな姿になんかなりたくはないでしょう。
しかし、心から穏やかな知的な生活を送っている人たちがいる。
そういうことはこれまでにもたくさんあったはずです。
文筆家の書いたものの中には、そんなおだやかな知的生活を送る身内の姿が出てきます。
私達は、そこから老いた後のゆったりした知的生活を垣間見ることができました。
しかし、それらは文筆家という特別な世界の人が描く世界。
実際の世界はそうではないと思うしかありませんでした。
ところが、一般人である私の父、母も、90代でヨボヨボでありながら、毎日二人でニコニコしながら手を繋いで俳句をつくりに散歩に行っていることに気づく。
こんな素敵な世界が実際に身近な人たちの中にあるのです。
それが本人たちに発信されてこなかったから、若い世代がそれを知ることができなかった。
しかし、その配信がリアルに始まるのが僕らが60代に差し掛かるこれからなのです。
ぼくは、2020年に60歳になりました。一般に黄金の20年と言われる時代に突入しました。
黄金の20年なんて、過去の話であって、今はそんなことはないと言われそうですが、
本当にそうなのかどうか、ぼくはこれから80になるまで、いや、90になるまでリアルな老人の生き方を発信し続けます。
そしてそんなたくさんの「普通の人」が高齢者のリアルな生活をどんどん配信し始めています。
そこに描かれるのは、自分も早くあんなになりたいなーという憧れでしょうか。
それとも、自分たちに待っているのはあんな世界なのだという絶望でしょうか。
願わくば、憧れになるような生活を僕は作り出したい。
そしてどのようにすればそのような高齢者になれるのか、その足跡を残したい。
史上初めての、一般人によるリアルタイム加齢記録です。
第一級資料ですよ。
記録を残そう
第一級の記録であるリアルタイム加齢記録。それらをどんどん作りましょう。
自分の声で残してみよう
僕は、散歩などにはレコーダーを持って出かけ、時々立ち止まっては言葉で記録をとります。
音声記録は、実際に言葉にすることにより、記録にとどまらず、セルフコーチングにもなります。
Podcastやstandfmで配信しよう
録音したものは、ぜひPodcastやstandfmで、配信してみましょう。
喋るだけで配信できるのだからハードルはかなり低いです。
僕のstandfmという音声配信には1000人のリスナーの方もおられます。
その方々にとっては、未来の自分の姿について向かい合う良い機会になってくれていると思っています。
50代からブログ始めて記録を残そう
50代になったら、これまでブログなど書いたこともなかったという人も、ぜひブログを始めましょう。
シニア3Kと呼ばれる「経済不安」「健康不安」「孤独」という悩みを解消するきっかけになります。
本を出版しよう
音声や、文字で発信したことを元に、電子書籍を書いてみましょう。
本の出版とは言っても、ブログ5~10本文の文字をコピーしてWordに貼り付け、表紙といっしょにアマゾンに投稿するだけです。
あとはアマゾンが、一般の本と同じ本棚に並べて、全力で売ってくれます。
あなたの知見や経験がだれかの役に立つ、そんなリアルな嬉しさを味わうことができる上、収入も入ってきます。
年金だけでは不安、という人にとっても、安心のひとつになります。
YouTubeで配信しよう
自分の知見、経験をぜひYouTubeで配信しましょう。
これから高齢に差し掛かる多くの人たちにとって、とても価値あるものになるでしょう。
僕は、2020年暮れにコーチングチャンネルを始めました。
そこでは60歳という年齢だからこそ語れることもあります。
シニアがYoutubeに記録を残すよさや、その価値、やり方などについて詳しく記事にしたのでそちらも参考にしていただけるとありがたいです。
また、シニアのYouTube配信についての本もだしています。
50歳から始めるほっこりvlogのすすめ〜平凡な日常を切りとる楽しみ
https://lala.idea4u.net/archives/108458648
人類史上初めて、50〜60といった世代の人たちが、自分たちのリアルについて語り始める時代になりました。
自分自身の手で、そのリアルな加齢の様子を紡ぎ出すことは、一般人にはありませんでした。
これからは、違います。
高齢者は、どんどん自分にできるリアルタイム加齢記録を行いましょう!
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