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【読書ノート】『自分を変えるノート術』(安田修著)

自分を変えたい。今の生活を変えたい。生活を良くしたい。
美味しい。きれい。可愛い。素敵。きれい。疲れた。眠い。

人って何かしら頭の中で考えているし、感じている。

何気ないことだから、そういうことは放っておくし、時間が経てば忘れる。
でもそういう何気ない考えとか、感情ってとても大切だと思う。

本書ではしっかり時間を取って自分の考えていることをノートに書いていく「一人合宿」をおすすめしていた。

とここまで机のパソコンに向かっていたけど、アイデアが浮かんでこないから携帯で続きを書こう。どうしてしっかり整えた環境で作業すると、頭が働かないんだろう。逆にちょっと物音がするカフェだったり、周りに人がいる図書館は集中できる。電車の中も良かったな。あ、関係ないこと書き過ぎた。でも、こうやってずっと書いていると、次々に書きたいことが出てくる。

早いとこ本題に戻ろう。「一人合宿」ね。
期間は1日とか、2日とか、長いと1週間とかやるんだけれども、まずは簡単に30分自分の感がていることをノートに書き出してみることだという。
いろいろ自分なりにトピックを立てて、そのトピックを具体的にしていくようにするのだという。

面白かったのは、考える過程のこと。この本では、「箱根駅伝のように」としていた。前半、つまり往路は未来に向かって想像を広げていく。限界を決めてはダメ。この時点で考えていることは、夢。後半、つまり復路は現実や現在に戻ってくるようにやることを考える。この時点でさっき夢だったものは目標になる。やることは少し難しいものにするといいらしい。

まあ、この「一人合宿」って「簡単に30分」とはいえ、結構難しいことやるんだよな。
自分的には、1日の終わりに今日あったことを振り返って、日記をつけることが限界だろうな。でも、さっき書いたように考える過程なんかはとても参考になるし、ここだけではなく、たくさん参考になる部分があった。

学生時代、ノートを綺麗にまとめる天才みたいな人がクラスに1人はいたと思う。テストが近くなると、人気者だ。そういう奴が勉強のできる人間だったことはあまり無いな。逆にノートが汚いのに、めっちゃ勉強できる奴もいたな。ただ普通にノートが汚くて、勉強もできない奴もいたな。

多分分かれ目は、頭の整理ができているかどうかなのだろう。
だからわざわざ綺麗にまとめる必要はないし、だからと言って、無理に汚くすることを勧めるものではないと読んだ。

自分の考えていること、感じていることをとりあえず書き出してみよう。そこから、「どうして」「何が」「どのように」と自分に問うてみよう。最初書いていたことが具体的になっていく。一度、スマホやテレビといった娯楽から離れ、自分に向き合ってみよう。日記を書くことを習慣づけることから始めてみるのが良いかもしれないと自分は思った。

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