【書籍】LISTEN ケイト・マーフィー著 前回のつづき
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【書籍】LISTEN ケイト・マーフィー著 前回のつづき
#まえがき
５００Pの大作を小分けにして、ようやく完読致しました。
この世のすべての人が今、
『聞いてほしい』
と、心から願い、訴えている。
そして、 聴く ことの本質を教えてくれました。
この本に出合わなければ、
大事な事に気づかずに死んでいったかも知れません。
私はこの本に触れてから、
話を聴く姿勢を見直しました。
過去の自分を回想したときに、
もっと、自分が真剣に誰かの言葉に耳を傾けていれば
何か違ったのかもしれない。
という後悔の念からです。
こちらをご覧の皆さんは
心の底から人の話に耳を傾けたのはいつか覚えてますか？
聴くことは最高の知性
１、右耳は言葉を聞き取り、左耳は感情を聞き取る
聴覚の情報処理について最も興味深いのは
右耳優位性です。
右利きの人は、左耳で聞くより右耳で聞いた方が、言葉の意味を深く、
早く理解できます。
これは脳の左右機能分解化と関係があります。
話の情緒面を認識したり、音楽や自然の音を知覚したり、味わったりするには左耳優位性が見られます。
左利きの人は、脳の神経回路が逆になっている可能性があるため
逆が当てはまるかもしれません。
研究によると
騒音の激しいナイトクラブで誰かが歩み寄ってきたときに
右耳を差し出すことが多いことが分かりました。
また、右耳に向かって『タバコを一本くれないか？』と頼んだ方が
左耳にした時よりもくれる人が多いことが分かりました。
※LISTENより
以下、千葉市科学館HP内に左耳優位性についての記述
https://www.kagakukanq.com/2021/22422
２, 話を聴く為には、携帯は触らない
しゃべっている様子も含めないと、きちんと話を聞いたことにならない
聞くということは、耳の仕事であるのと同じくらいの視覚のしごとでもあります。
問題なく聞き取れる会話での、話の理解の２０％を
唇の動きの読み取りに依存しています。
更に、音声で伝えられるメッセージのうち感情面については
少なくとも５５％が非言語で伝達されていると考えられます。
いくら完璧な聴力を誇っていても
誰かがあなたに向かって話しかけている間に
携帯電話や窓の外を見ていたのでは
話の全体像は理解できないのです。
※LISTENより
３、経験さへあれば、細かな表情はどんな人でも読み取れる
偽りのない表情は、わざと作った表情とは見るからに異なります。
それは主に目と口の周りにある、
自分ではコントロールできない微細な筋肉の収縮の特別な動きに
よってできます。
作り笑顔をみせたり、
平静を装ったり
驚いたふりはできますが
こうした感情を実際に抱いた時と同じ表情にはならないでしょう。
このことを顔の表情の文法化と呼ぶのだそうです。
東京女子大学認知科学論文↓
https://www.soumu.go.jp/main_content/000256566.pdf
※LISTENより
＃あとがき
ほぼ写し書きとなりましたことお許しください。
ここに挙げた三つだけでも、
私の言葉は不要で、この書籍の偉大さが伝わるかと思います。
だいぶ昔の投稿で
話し方が9割か、聞き方が9割か？という内容を投稿したことがありました。
この書籍を読んで、訂正させて頂くと
素晴らしい話し手は、素晴らしい聞き手でもあるそうで
すべては聴くところから始まります。
よって、聴くことが全てとさせていただきます。
聴くと言うことは、自分自身を見つめ直すという事でもあり
時には耳にしたくない、
自分にとって耳に痛い話しもあるかもしれません。
しかし、その痛い話しを耳にしたからこそ、自分を見つめ直し
自分を俯瞰的に見ることが可能となるそうです。
すべての宗教もこの概念だそうです。
※これが瞑想に繋がります。
自分に都合の良い話ししか聞かない（入れない人）人の脳は偏った形成がなされる
ということが医学的に判明しております。
政治でいえば、
『憲法9条が平和を守る！！』←これに関連する情報ばかりに
触れると、脳がそのように形成されてしまうそうです。
自分や都合の悪い情報も幅広く取り入れ聴くことで、
柔軟な対応が図れるように脳は機能していくそうです。
まだまだ、本書籍についてご案内したい箇所が
たくさんありますが
続きは書店にてお求めください。
ご覧いただきありがとうございました。
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https://note.com/lyricdelis/n/nc8c99963fdfb
https://note.com/lyricdelis/n/n7d1447c0e84f
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