Showa Lyric Note

「スキ」すると、主が好きな歌謡曲の紹介が出てきます。

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最近の記事

わるい男に心を捧げたバカな私

「私バカよね。おバカさんよね」 これは私の口癖である。 なぜ私はこうも自嘲するのか。それは一人の男しか見えていなかったから。 「なんであんな男についていこうと思ってんの?」と周りからうしろ指をさされる生活。それでも、彼一人に命をかけて今日まで耐えてきた。 そんな彼はわるい人だった。私は知っている。知っていながら、大切な純情を彼に上げてしまったのだ。それだけ彼のもとから離れたくなかった。私は本当にあきらめが悪い人間だ。 「こんな男に自分を一生を捧げてはいけない」。そう

    • 左ききの彼と付き合って思ったこと。

      左ききってどんなイメージ? 昔は良くないイメージだったらしい。左ききの人は何とかして右ききに矯正するのが当たり前だったようだ。だけど今では「天才肌に多い」という良いイメージがついている。王貞治、織田裕二、鈴木福、松本人志、養老孟司など、天才のイメージがある有名人が左ききだからなのだろう。そんなそうそうたる人物が左ききであるなか、わたしの彼も左ききだ。 小さく投げキッスする時。「こっちおいで」と呼ぶ時。あふれる泪をぬぐう時。やさしく小指をつなぐ時。別れに片手を振る時。横眼で

      • 母の愛ってどんな愛?

        皆さんは、母のことを何と呼ぶだろうか。 母?母親?ママ?オカン? このあたりが一般的な呼び方だろうが、僕は敢えて、「おふくろさん」という少々古臭く、かつぬくもりのある呼び方をしてみたいと思う。だって、「母の味」よりも、「ママの味」よりも、「おふくろの味」って言ったほうが、田舎の素朴な味が表現されそうな気がして。 しかし、母親像は時代とともに変わってきた。今は父とともに母も外で働く時代。ギャルママやママタレなども普通。こうした時の流れには逆らえないものの、僕には何だか腑に

        • 彼以外何もいらないと思っていた私が、最後に彼にねだったモノ。

          私には遠距離の彼がいた。 好きだった。 でも別れた。 なんか、お互いの心の距離も遠くなった気がして。 今でも彼のことを想うとなんだかモヤモヤする。そんな心のわだかまりを、ここにそっと、大切に残しておきたいと思う。 私と彼とは田舎の出身だった。だけど彼が東京に行ってしまった。ここから2人の遠距離生活が始まった。 遠距離になってはじめて、彼からこんなLINEが来た。 「東京は思ってたよりはなやいだ街だったよ。いろんなお店があるから、君への贈りものを探しに行ってくるね

        わるい男に心を捧げたバカな私

          酒ばかりのアホな俺と、それを支えてくれる恋女房の愛のカタチ。

          「芸のためなら、女房も泣かす。」 俺はこれをモットーに、日々落語の訓練に励んでいる。「桂春団治」という名前で日本一の落語家になる日を夢みて。 酒もあおる。女も泣かす。 そんな俺の姿を見て、世間は「人として終わってる」とか「最低」とか、そんな批判の言葉を投げかけることだろう。でも、それもこれもみんな芸のためや。文句あるか。 そんな俺を支えてくれる妻の名前は、お浜。日本一の落語家になるとかいう夢ばかり見て、いつも酒におぼれてばかりのアホな俺に対して、 「好きおうて一緒に

          酒ばかりのアホな俺と、それを支えてくれる恋女房の愛のカタチ。