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iot試作どうやるの? 元WEB系エンジニアがやってみた①

こんにちは。リンクス モバイル部所属 石川まさきです。

わたしは、WEB系ソフトウェア畑でもっと手で触れられるプログラムしたいなと思っていて、ハードウェアを触れるリンクスに転職しました。
そんなわたしが一発目に担当させてもらった試作案件の体験談をつづります。

工具はこういうのあると便利だよと教えてもらった写真

医療系機器の検討試作

最初に担当させてもらった案件は医療系機器の検討試作でした。

製品の使用手順はこのようなイメージだとお客さんと話して把握。

  1. トイレにお小水を入れる小さい容器を取り付ける

  2. 患者さんに小さい容器内にお小水をしてもらう。

  3. 容器に貯まる尿の勢いを計測し、分析する。

  4. 分析結果から病気の可能性を検査できる。

検討試作なので、まず動くものを作って見てもらうがお題でした。

検討試作で目指したこと

動作仕様

  1. ワイヤーで吊った容器に水を入れる。

  2. 時間と水の重さの変化をデータとして記録できる。

  3. データをExcelでグラフにできる。

開発期間

2週間

作業分解

  1. 使用するマイコンArduinoの感触をつかむ。

  2. Arduinoに重さを量るセンサーを付けて使えるようにする。

  3. 機材のスケッチ~設計

  4. 部品買い出し、加工

  5. 組立

  6. 動作検証

完成予想図

宇宙人がバケツ持ってるの?

お客さんとビデオ会議しながら、「どんな感じがいいんですかね?🙄」と色々意見を出しながら、最初にイメージはこうなりました。

カメラの3脚を2つ立てて、その間に釣り糸で小さいバケツを吊ろう。

三脚2つ 釣り糸 バケツ

このような、曖昧なイメージから「よーっしゃ!やってみよう!」
「やってみないことにはわからん!」
と、始めての試作開発は動き始めました。


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