子供がイルカになりたい。と言った日に思うこと。(てゆうか、なってたか)
先週はわたしの3姉妹家族と父と母で3世代旅行に行った。
行先は沖縄。
母の臨時収入を父がみんなにバラしたため笑、そのお金で旅行に行くことになった。
甥っ子の誕生日パーティも兼ねていて、全員で12人もいたので結構準備が大変だった。
でも私たち姉妹の子供も大きくなって、今後全員で行くのは難しいかもしれないから。といって半ば強行突破で行くことにした。
動物好きな私の子供は美ら海水族館に行くことをとても楽しみにしていた。
去年初めて行ってからサメコーナー、イルカや亀の餌やりをすごく楽しんでいた。
なかでも、イルカの水槽の横にガラスでできた穴が開いていて、そこから水中のイルカも見ることができる。
そこで何を思ったのかイルカと話そうと子供はガラスをコツコツと指で鳴らした。
もちろんイルカがびっくりしないようにやさしく。
するとイルカが近づいてきたのだ。
そしてそのまま子供は「そこ狭くない?餌は足りてる?あなたはどうやってここにきたの?」とイルカに質問している。
イルカは言葉がわかるように子供の正面に縦泳ぎをして見つめあっている。
イルカが水中で揺れていたので「うん、うん」とうなずいているように見えた。
そしてガラスのそばでずっとはなしかける娘のそばを横向きになったまま顔を見つめあって5分程度いてくれて、そのまままた泳いでいった。
「ママ、イルカね元気そうだよ。ここで楽しんでいるって。よかったね!
この子たちは海に戻らないのかな」と言った。
わたしは実際のイルカの生態やどうやって美ら海水族館に来たかはわからない。
でもそんな子供に「水族館のイルカのお家がどこだったらほんとうは幸せなのか考えてみよう。」とだけ伝えた。ていうか正解がわからずそれしか言えなかった。
そんな去年の経験から今回は屋外のイルカコーナーにすぐ向かっていった。
「こないだのイルカと会ってくる!」と言った子はなんだか1年越しに会う友達と再会するかんじだった。
イルカのショーではジャンプしたりボールをもってきたりしていたイルカはとてもかわいかった。
それを見た子供は「よし、イルカになるわ。」と母に宣言した。
いつもの動物なりきり現実逃避がはじまった。
ホテルに帰ってプールで遊んでいた。ビーチボールで遊んでいると突然、
「きゅーん!きゅきゅきゅーー!」と後ろから聞こえた。
一緒に遊んでいた甥っ子、姪っ子が驚いている。
私のこどもが突然イルカになっていた。
子「きゅーーん」
姪「ボールがほしいの?」
子「きゅん!(うなずいている)」
イルカのショーのように投げたボールをヘディングで返してくれる。
(なかなか上手かった)
それから言葉は全てイルカ語で1時間すごした。
ながっ!!
動物が大好きな我が子は、持っている20こくらいの動物のぬいぐるみに名前を付けて全て覚えている。そしてストレスが溜まると動物たちを出してきてなりきり現実逃避をする。
空想のペットもいる。
トイレにも「うんち見守り猫」がいる。
4月からの小学校では動物なりきりタイムができないからそうとうストレスだったんだろうな。
自分の好きなこと大切にしてね。辞めなくていいから。
学校でもなりきりタイムを一緒にできる友達ができるといいな。
ママはもうなりきりタイム結構きつくなってきたよ。
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