これだから会社を辞めずらいんだよね
今の会社を卒業しようとしている。
退職じゃなくて、卒業。
以前同じ会社を退職した人に相談したら、「卒業おめでとう!」と返ってきた。
退職ってなんかネガティブだし、この10年間仕事や人として学ぶこともあったことは事実だし、30代を過ごしてきた場所だ。
楽しい思い出ももちろんあった。
だから卒業って言葉がポジティブでうれしかった。
でも、退職のことを話すとみごとに周りから止められる。
私の会社は超ホワイト企業で安定性だけは抜群、有給取り放題。福利厚生は最高。(給料は少ないけど)
そもそも仕事の内容に興味がなさすぎるのと、みんな仲良く、真面目にルールを守りミスさえしなければ評価される場所にもう何の魅力も感じなくなった。
私の性格と真逆でずっと仮面を被って仕事をしているようだった。
仮面は人生のステージで何度か変えたが10年も被り続けるとさすがに息がしずらくなって息抜きすらどうやってやったらいいかわからなくなるほどになってきた。
今の会社は少しでもピョコっと出ると、すぐに足を引っ張ってくるか、大量の仕事を押し付けて押し潰そうとする。
管理職は下から迫られるのが怖いのだ。
私たちを置いていかないで!
むしろ私たちの仕事を手伝って!
そんなルール違反なんかありえない!
もっとまじめに!
これはルールだから守って!
ミスしたのは誰のせい?そんな改善案じゃ全然反省してない!
そして、
辞めるのもったいないよ!
休職にしなよ!
ここより良いところないよ!
ここより良いところないよ!
え?
ここより良いところないよ!
(3回も書いちゃった。笑)
世界せま!
あるわ、仕事。世界中にね。
大きい会社は小さな世界にいる。
あの外部をとりいれない環境。
会社のぬるま湯につかり、次はサウナだ、次は水風呂、泡風呂とお風呂ホッピング。
露天風呂はそこにはない。
外の世界を見れない完全な屋内温泉施設。
ハワイアンダンスも観るだけで絶対に参加はしない。
私自信もそうなってるかと思うと怖くなった。
いつかこの人たちと同じこと言うようになるな。
これから先、終身雇用制度の社内で居眠りしている人たちと何を話せばいいのだろうか。
でも自分の子供や将来を想うとやっぱり不安な気持ちは幾度と襲ってくる。
その無意味な黒い不安という雲がきては、「このまま無になって働く方が幸せ?無になったままずっとモンスターたちと共存する道を探し続けるのか?ステージは変わっても私は魔法も使えないし、強い武器もない。唯一のコミュニケーション術もモンスターたちには使えない。」
あー、やっぱり今のままで…
そうなった時はこの言葉で奮い立たせる。
1番大切なことは、自分自身が幸せなこと。私が幸せに生きれば子供も幸せ。
それでもやっぱり不安になった時は野本さんのこの記事を読んで絶対に黒い雲に覆われないようにする。
そう。私は辞めていいのだ。
自分が決めていい。
ありがとう野本さん!✨
私は何度も辞めたり自分で選択してきた過去がある。
海外生活はまさに選択の連続。そうしないと生きられないからだ。
そうやって応援者を自分の周りに立たせてディフェンスして、奮い立たせないと挫けそうになるこの環境。
そして野本さんの記事は、不安が押し寄せてくる子育てにも光を差し込んでくれる。
ありがたや〜
過去の経験は何一つ無駄なことはないんだ。
全て現在や未来につながっている。
そう想うとワクワクが止まらなくなってきた。
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