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スーパーガール

今日は薄手のコートを着るにも暑さを感じる日だったけど、だんだんと秋が深くなってきたこの頃。SNSを見てると寒さとともに精神を飲み込まれて、虚無感に包まれることをつらく思う人もいたり。だけど私は秋の虚無さみたいなものが自分の情緒に合っていて、心地いいなあと思う。秋の風の冷たさだったり、はやくなった夕暮れの時間だったり、澄んだ空気だとか高くなった空を感じることが好きだ。ちょっとさみしさを感じる今がちょうどいい。

2月の国家試験にむけて絶賛勉強中で、去年の今頃には「秋は暗くなる時間も早いし、6回生では成績の伸びが良くなかったりで病んでしまう子が多いから気をつけな」と先生に言われてたけど、それはもう気をつけようがない仕方がないことでは、と思っていた。幸い今のところ、私が勉強で病むようなことはない。就活と違って勉強はした分だけ返ってくるし、不安になりすぎない自分の性格に救われてる。成績がいいということに越したことはないけど、やれることはやっているという事実が自分を励ましてくれてる(気がしている)。取り組めてること自体がえらいよ。

本腰入れて勉強しはじめてから今まで以上に音楽を聴くようになった。登下校、勉強中とずっと流しっぱなし。音楽は聴くだけで心地よく情緒を明るく揺らしてくれる。だけど音楽に救われたと思ったことはないなと最近気づいた。たとえば初聴で、その時の自分の心に近い部分に触れてくる曲に出会った時、言葉より先に涙が出てくるという感動の仕方をよくする。いい曲だと思うからリピートして聴くけれど、何がそんなに自分を震わせるのか分からなくて、また聴くを繰り返す沼。私にとって音楽は救いというよりちょっとした呪いのような存在です。

季節の変化を感じつつ勉強と音楽で成り立ってる最近のそんな私。

#日記

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