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LYLのプログラム導入で起きる“チームの化学反応” ~導入事例 Septeni Global様~

私たちは、「コーチング×コンサルティング」で企業課題を個人と企業の両面から解決へとサポートするLYL(リール)です。LYLは、企業が抱える課題に対して「コーチング×コンサルティング」のアプローチで解決へ導き、組織成長に向けたサポートをしています。

今回のnoteでは、LYLのプログラムを導入していただいているSepteni Global様の事例をご紹介します。


お話くださるのは、タレントマネジメント担当の松本きく代さんです。

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Septeni Global 合同会社
顧客企業のデジタルマーケティングにおける戦略立案、クリエイティブ制作をはじめ、デジタル領域を中心にブランド認知からユーザーグロースまで、一気通貫でクライアントの課題解決を実現するサービスを提供。主に海外のクライアントの日本におけるマーケティング、また、海外マーケティングも行うなどグローバルに事業を展開している。

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松本 きく代さん
2010年セプテーニ中途入社。SEOコンサルタントやソーシャルメディア運用コンサルタントを経て、2017年にグローバルプロダクト部(現在のSepteni Global合同会社)へ異動。広告運用部隊の立ち上げを行う。2018年社内のアワードで特別賞受賞。2020年から広告運用部隊チームの責任者をしながら、Talent Management Officeを立ち上げ、責任者を兼務。社員の能力開発、リモート下における社員コンディションの定点観測、外部講師を招いた研修等を実施中。

LYLのプログラム導入の目的は「組織を中核から強くすること」


―—LYLのプログラム導入の目的はどんなことでしたか?

私たちの組織は現在は約70名ですが、年々組織が拡大していく中でマネージャー層(管理職層)もどんどん増えており、そうした組織の中核となるリーダーの育成が急務だと感じていました。マネージャー層は、現場で自らがプレーヤーとして動きながら部下の育成もしますし、売上や利益に非常にコミットが求められます。とても大変なポジションであるからこそ、何かサポートが必要だと考えていました。

そこで、新任マネージャーや次期マネージャーの視座を高めたり、中長期的なリーダーとしてのビジョンについて壁打ちをしてもらいたいと考え、コーチングを導入することにしました。

マネージャーが内省する時間をつくることは、緊急性は低くてもとても重要なアプローチだと思っていて、組織を中核から強くしていくことができるのでは、と考えていました。

―—コーチング対象者は、次期マネージャー層や新任マネージャー層の方が中心だったのですね。

そうですね。私たちのビジネスの中核を担っているのはマネージャー層ですが、非常に忙しい環境にあるので、ちょっと立ち止まって「今までどうだったかな?」「今後どうしようかな?」と考える時間は、コーチング導入前はほとんどとれていませんでした。

当社では、上司と部下の1on1をよくやりますが、仕事の進捗確認や直近の問題の解決のような話が中心でした。プログラムを通じて、コーチの皆さんが投げかけてくれるような「なぜ、今それをしてるの?」「やってみるか迷いがあるのは、なぜだと思う?」という中長期の目線をマネージャーが考える時間を持てたことは良かったと思います。

——プログラムはどのくらいの期間をかけて、どのように進んでいったのでしょうか?

当社では、LYLの6か月のコーチングプログラムを2020年12月から導入し、1期は6名が参加。2期は7名が参加しました。そして、今後も3期、4期と継続してプログラムを実施予定です。

6か月間のプログラムでは、全6回のコーチングセッションを行い、リーダー自身の中長期的なビジョンや、部下とどのように接するとチームがよりうまくいくのか等、リーダーがその時々に抱えているテーマについてコーチと対話して深めていきます。さらに、コーチングでの気づきの共有や参加者各自のリーダーシップスタイルを見つめなおすワークショップを実施しています。

コーチングを受けることで、本人の中で「化学反応」が起き行動が加速する

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―—コーチング導入後は、どんな変化がありましたか?

上司・部下間の会話が変化してきていると感じています。2020年12月からコーチングプログラムを継続的に実施していて、毎回新たなメンバーに受けてもらっています。そのため、コーチングを受けたことがある社員が増えてきています。「コーチングセッションでこういう話をした」「コーチにこういうふうに話を聞いてもらって良かったからメンバーにも試してみる」というように、自分が体感したことをチームメンバーに実践していけるようになってきています。こうした”化学反応”も面白いですね。

―—化学反応ですか?

はい。コーチとのセッションを通じて、深く自分を見つめ直したり、新しい視点をもらったりすることによって、本人の中で化学変化が起き、行動や会話の質が変わってきていると思いますね。

たとえば、こんなケースがありました。責任感が強く、情熱的に周りをひっぱって物事を進めるタイプの新任マネージャーの事例です。

想いが強いぶん、周りと衝突してしまうこともあって。「クライアントのためにこういうことをやりたい」「こういうスピード感でやりたい」と周囲に伝えても、「そんなのは無理だよ」とうまくいかないこともあったんです。

ですが、コーチングを受け、他部署のメンバーを巻き込んでどんなゴールを達成したいのか、その人たちとどんな関係性を築いていきたいのかをコーチと対話したそうです。そして、自分のペースを調整することや、相手の話を聞くことを意識して、話し方を変えたり、自分の気持ちの整理の仕方を変えていきました。そうすることで、周囲も彼女の意志をくみながら、「ここまでならできるよ」と伝えられるようになりました。クライアントのために衝突が生まれていたのが、どうすればベストかを一緒に考えるようになったんです。

半年間のコーチングを受けて、本人が自分の変化を感じただけでなく、周囲にもはっきりわかるほど変化していました。

あとは、コーチング導入後、ビジネス上の行動が加速しているケースもありました。たとえば、あるメンバーが、将来的にやれたらいいなと思っていたことをなかなか行動に移せなかったのですが、セッションの中でコーチから「何が今できない弊害になっている?」と聞かれ、「確かにやらない理由はないです。やってみます」と言葉にしたことで、すぐ行動につなげることができました。

継続したコーチングセッションが、組織全体の成長につながった

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―—LYLのプログラムは、どのように組織成長につながったと思われますか?

LYLは人材育成の一助を担ってくれる存在
です。コーチングを受けたメンバーは着実に成長し、この期間で昇進するケースも出てきています。もちろん、本人の努力があってこそですが、LYLのプログラムがその一助になっているようにも感じます。

また、LYLは、コーチングを受けているマネージャー達との関わりから見えてきた「経営課題」「企業課題」という視点で、組織への提案やフィードバックをしてくれることもあります。個人へのアプローチと、組織へのアプローチと両方できるという、特異なパートナーだと感じています。

―—LYLのプログラムは、どんな企業にオススメだと思いますか?

「うまくいっているから研修は必要ない」と思っている企業さんこそ、話を聞いてみるといいんじゃないかなと思います。今成果が上がっていても、今後の発展を考えたときに、やっておいた方が良いことはたくさんあります。その中の一つが、中間管理職層、次期マネージャー層の引き上げだと思うんです。そこに先に手を打つことで、より成長の速度を上げたり、退職のリスクを減らしたりすることができると思います。

また、多言語対応のコーチングを導入したい企業にもオススメです。
Septeni Globalの社員は、半分が日本籍で半分が外国籍。外国籍のメンバーも日本語でのやりとりもできるのですが、母国語でコーチングをしてもらう方が、自分の気持ちや状況を、より開示しやすくなります。受けた本人も、自分の変化に気づきやすかったというのがあったようです。英語や中国語の多言語対応していただけることが心強かったです。

―—今後、Septeni Globalはどんな組織を目指していきますか?

今のSepteni Globalは、良いチームになっていると感じています。
今後は、この良いチームの雰囲気を維持しながら、お客様の満足度を上げる代理店ビジネスを発展させること、そして、100人規模の企業になっていくことを見据え足場を固めていく必要があると考えています。もうひとつ大きな企業のフェーズに踏み込めるような土台作りをしていくために、コーチングを継続的に取り入れ、組織をもっともっと強くしていく必要があると考えています。

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LYL(リール)は、コーチング×コンサルティングで、企業課題を、個人(社員)と企業側と両方向から解決へと導くサポートをしています。D&I推進、女性活躍推進、リーダー育成、ウェルネスのお悩みはぜひLYLへ。詳しくはHPをご覧ください。


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