北欧スタイリング講座での学び~2日目
CONNECTさんのスタイリング講座二日目の朝。
昨夜は美味しいお料理を頂いた後、ホテルにチェックイン。余談になりますが、予約をした時から少し楽しみにしていたのが最上階にある大浴場。どこのアパホテルにもあるわけでもないようですが、ここ丸亀駅前大通にはありました!今回アパホテル宿泊は初体験でしたが、決め手はこの大浴場でした。
ビジネスホテルの浴室の狭さと独特のにおいでは疲れが取れないため、足を伸ばせる大浴場があることは大きなメリットだと思います!
翌日、ホテルまでお迎えに来て頂いた車に乗り込み、さあ今日はいよいよスタイリング講座実践!
すでにチーム分けがなされており、ホワイトボードを見ると私はAチームのメンバーでした。
【課題A】
家族構成:30歳夫(会社員) 30歳妻(パート) 子ども3歳(年少の男の子)
趣味・センス
・ナチュラルな木の雰囲気が好き
・妻は旅行やカフェめぐりなど出かけることが好きだが、夫は家でゆっくりと過ごすことが好き
・家族がそろう休日には近場の公園にピクニックなどに出かける
…
などなど、ペルソナ設定が細かくなされており、その課題をもとにAチーム3名でスタイリングを完成させ、最後に発表するというミッションです!そしてそのスタイリングに使用するのは、CONNECTさんの倉庫やショールームに実際に展示されている、種類豊富なカールハンセン&サン、フリッツハンセン、PPモブラーなど、憧れの北欧家具たち❣️なんとも贅沢な夢のような現実で、目移りしてしまうのですが、これは課題でありまして、時間の制限があるのです(予算の制限はありませんが…)💦
そして、さっそくスタイリングが始まったわけです。
Aチームは、実際のマンションにありそうなリビングダイニングの間取り。
設定された家族構成や趣味を更に細かく具体化し、ストーリーを完成させ、家具は何をどこに置くか、照明はどのくらいどこに配灯するか、3人で考えていきます。昨日会ったばかりの方と話し合いをするのですが、『CONNECTさんの家具』という共通の趣味趣向で繋がっているだけで、こんなに話がまとまるものなんだと思うくらい、スムーズに進みました。テーブルはCH388で皆意見一致。しかし、次のダイニングテーブルを照らすペンダントライトの選択に時間を要してしまい、気がつけば12時をまわっていました。
配光の向きや、照度、デザインバランス、なかなかしっくりこなくて3人で走り回り、スタッフの方には配線の位置まで移動していただいたり・・・ここを終えたらお昼にしようと、集中して選びました。
↓スタイリングに採用した主な家具↓
ダイニングテーブル CH388(ハンズJウェグナー)
ハンズJウェグナーといえば有名なYチェア、ザ・チェア他、椅子のデザイナーというイメージが強いのですが、実はテーブルもデザインしています。
無垢の天板とステンレススチールのシャープな脚の組み合わせが、スマートでなデザインです。
お昼はAチーム皆で移動。讃岐うどんを頂きました!
歯ごたえのある、しっかり主張する麺が食べ応えのある肉うどん。しっかりお土産までいただきました(切れ端部分をサービスで持ち帰りができるようです。切れ端でもなくしっかりうどんでしたっ!)。時間があればもっとゆっくり・・・
お昼休憩も早めに切り上げ、さてAチーム追い上げなくてはなりません!15時から発表会なので、残り1時間半。手分けして椅子、アート、グリーン、小物を持ち寄り、倉庫を駆け巡り、ちらっとBチームの様子も気になりながら、ショールームをうろうろ・・・
最後はサポートで入っていただいたスタッフの方々にもお手伝い頂き、仕上げていきました。
完成したスタイリングです!
【Aチーム】
デンマーク人の夫と丸亀在住の妻。森林浴が好きで公園でピクニックをするが、家でも緑を育てはじめ、観葉植物が増えてきている。TVはなく、一家団欒はグリーンを鑑賞しながらの読書や、お子さんはお絵かきなどを楽しみ、ゆったりとした時間を過ごす。奥様のご実家が近く週末はよく遊びにきて皆で食事をする。ご主人がリラックスするのはエッグチェア。一人外を眺めたり、テーブルでの会話に参加したり、少し距離がありながら、気配を感じられる絶妙な距離感。
ペンダントライト カラヴァッジオ(セシリエ・マンツ)
カラヴァッジオのなめらかな曲線のフォルムとどっしりとした佇まい、バランスが良くて、個人的に欲しいライトです。このGRAY45のマットグレーとダイニングチェアCH88のグレーの張り地がお部屋のアクセントカラーになっています。
ダイニングチェア CH88(ハンズJウェグナー)
ペンダントライト エグニマ(内山章一)
『Enigmaエグニマ』、というペンダントライト。2003年に日本のデザイナーである内山章一さんが、ルイスポールセンに提案。日本の優雅な美とスカンディナヴィアの簡素性の融合であると賞され、何千と応募のある狭き門をくぐりぬけたようですが、提案から発売までに4年もかかっているそうです。どこから見ても光源が直接見えない構造になっており、まぶしくないけれど、直下での照度は800㏓確保でき読書の用途にも使用可能なのだそうです。
パーソナルチェア エッグチェア(アルネ・ヤコブセン)
もともとホテルのラウンジ用途としてデザインされたエッグチェア。個人的にはパーソナルチェアの王様だと思っています!
個人宅ではなかなかスペース的にもお値段的にもご提案しずらい商品。
実際スタイリングさせていただき、やっぱり華やかでした😍それがあるだけで絵になる椅子。座れば優しく包み込み、癒しの空間でいざなう感覚。いつまでも座っていたくなるパーソナルチェアです。
駆け足の午後の時間でしたが、何とか発表にも間に合い、充実感でいっぱいの一日となりました。疲れることにも気づかず、突っ走った2日間。
そして、それぞれお別れとなり、飛行場へと向かうのでした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?