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リュディア書評

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#書評

書評 活断層地震はどこまで予測できるか 日本列島で今起きていること

リュディアです。活断層地震はどこまで予測できるか 日本列島で今起きていることを読みましたので感想です。

地震学者なので地震の発生するメカニズムについて深く言及されています。少し細かすぎる気もしますが、私には興味深かったです。私が気になったのはメディアの報道の影響で、この著者のような方が既知とする情報が伝わっていない、あるいは誤解されて伝わることがあるということです。

例えば活断層の話をしたとき

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書評 アリアドネの声

リュディアです。アリアドネの声を読みましたので感想です。

ネタばれになるので注意してかきますが、最後にバーンってひっくり返された感じで驚きました。面白いです。ただ最後に行くまで、文章というか内容が冗長になりがちな部分があるので人によっては退屈するかもしれません。でもトータルとしては面白かったです。お勧めです。

では、ごきげんよう。

書評 ChatGPT vs.未来のない仕事をする人たち

リュディアです。ChatGPT vs.未来のない仕事をする人たちを読みましたので感想です。

堀江貴文氏の書籍です。この方の感性で書かれているように見えますが、内容はすごく当たり前のことで、AIができる仕事はなくなりますよ、というだけです。予想してたよりは普通のことでした。

では、ごきげんよう。

書評 ヤバい統計 政府、政治家、世論はなぜ数字に騙されるのか

リュディアです。ヤバい統計 政府、政治家、世論はなぜ数字に騙されるのかを読みましたので感想です。

統計っぽいものに騙されるな、というタイプの書籍は多いですが本書もその一つかなと思って読みましたけど、正直、今一つでしたね。同じタイプの本を読みたいならもう少しましな書籍は他にあると思います。お勧めしません。

では、ごきげんよう。

書評 なぜニセコだけが世界リゾートになったのか 「地方創生」「観光立国」の無残な結末

リュディアです。なぜニセコだけが世界リゾートになったのか 「地方創生」「観光立国」の無残な結末を読みましたので感想です。

いろいろ考えさせられる書籍でした。ニセコという特殊な自然環境を持つ場所だけに成り立つ事象と、他の場所にも成り立つ事象というものがあると思います。書籍タイトルにある無残な結末を何が意味するのか考えさせられます。

とにかく観光で儲けて何でもあり、という方と昔のニセコがよかった、

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書評 わが投資術 市場は誰に微笑むか

リュディアです。わが投資術 市場は誰に微笑むかを読みましたので感想です。

清原達郎をご存じの方、あるいはサラリーマンで初めて長者番付1位になった人がいたことを覚えている方は読んでみると面白いと思います。当時、サラリーマンが長者番付で1位になることが想定されていなかったので個人情報が新聞に公開されてしまいました。本件があってから、長者番付というのはなくなったわけです。

清原氏は本当に投資が好きな

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書評 光と影のTSMC誘致

リュディアです。光と影のTSMC誘致を読みましたので感想です。

陰謀論やとんでも本とまでは言わないですけど、厳密な取材に基づいた渾身のルポではなく、読む必要のない書籍だと思います。事実と合致するのは半導体製造には大量の水が必要という部分くらいではないですかね。

では、ごきげんよう。

書評 ヤラセと情熱 水曜スペシャル『川口浩探検隊』の真実

リュディアです。ヤラセと情熱 水曜スペシャル『川口浩探検隊』の真実を読みましたので感想です。

水曜スペシャルに対する愛にあふれた、というか何というか。水曜スペシャルをリアルタイムで見ていた方は読めば面白いと思います。その当時の時代背景などを知っておいて読めば面白いという意味です。そういう方にはお勧めします。

では、ごきげんよう。

書評 仏教の歴史

リュディアです。仏教の歴史を読みましたので感想です。

著書のジャン=ノエル・ロベール氏はフランスを代表する日本仏教学研究の第一人者とのことです。私は宗教に関する書籍に比較的興味がある方で今までにも多数の書籍を読んでいるとい自負があります。しかし外国、特に西洋の方の視点で書かれた仏教に関する書籍を読むのは初めてです。

思いもしないこと、考えもしなかったことが多く書かれていました。このような視点で

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書評 ゴリラ裁判の日

リュディアです。ゴリラ裁判の日を読みましたので感想です。

ゴリラ目線で世の中を見ている光景が不思議な感じがしました。ある事件が発生してゴリラが人間に法廷で戦いを挑むストーリです。終盤にあるゴリラのセリフは人間には厳しいものも多いですが面白い本でした。ぜひ、一読をお勧めします。

読書中はなぜか以前に読んだダーウィン事変のチンパンジーの映像が浮かんでいました。

では、ごきげんよう。

書評 <私>を取り戻す哲学

リュディアです。<私>を取り戻す哲学を読みましたので感想です。

表紙になぜスマホを見続けてしまうのかというコピーがあるのですが、これにとらわれてはいけないです。この書籍は正直、期待していたより大あたりの本でした。自分で読みながら、自分で考え、自分で自分を見つめなおすというプロセスを味わいました。このようなことを考えながら読書をしたのは久しぶりです。お勧めです。

では、ごきげんよう。

書評 2030年 お金の世界地図

リュディアです。2030年 お金の世界地図を読みましたので感想です。

ジムロジャーズ氏も定期的に書籍を発行されますが、もうこの本で私が読むのは最後かなという感じですね。予言する未来が近すぎて誰でも予測できそうな内容を形式ばってまとめているだけですし、得るものもありません。

では、ごきげんよう。

書評 なんかいやな感じ

リュディアです。なんかいやな感じを読みましたので感想です。

思ってたのと違いました。私には単に読みづらい文章の羅列で、途中からは斜め読みになってしまいました。人によると思うので、あくまで私の感想ということで。

では、ごきげんよう。

書評 妻の実家のとうふ店を400億円企業にした元営業マンの話

リュディアです。妻の実家のとうふ店を400億円企業にした元営業マンの話を読みましたので感想です。

これは面白かったです。妙なビジネス書みたいに、自慢や後出しじゃんけんでストーリーを作った感じでもないですし。私も昔にザク豆腐を買いました。変わった豆腐屋があるもんや、と思ってたら、その豆腐屋さんの社長が本を出したので読んだら面白かったというわけです。お勧めです。

では、ごきげんよう。