マガジンのカバー画像

台湾での人材採用とスタートアップ事情

13
運営しているクリエイター

記事一覧

Yourator主催の台湾最大級のデジタル人材向け採用イベントに過去最高の1万5000人が来場!

1 月 6 日に Yourator が主催するデジタル人材向けのキャリアフェアが台湾・松山文創園区で開催されました。イベントには 100 社以上の有名企業が集まり、参加者数は過去最高の 15,000 人超えとなりました。当日は台湾での人材採用のみならず、グローバル採用を行う企業も多く参加しました。 当日の様子を動画(2分50秒)で見れるので、ぜひ以下をチェックしてみてください! Yourator主催のデジタル人材向け採用イベントとは? Yourator が主催するキャリ

9/27 台湾IT人材採用セミナー in 東京

台湾最大・IT人材紹介サービスJobMentaが語る、台湾デジタル人材の特徴と採用事情 〜オンライン・オフライン同時開催〜 JobMentaは、台湾で最大のIT・デジタル人材の紹介会社であるYouratorグループが提供する国境を越えた求人サービスです。すでに日本での展開を開始し、数多くの日本企業を対象に台湾デジタル人材の紹介をおこなってきました。日本企業の台湾進出を支援し、200以上のプロジェクト実績をもつワークキャピタル株式会社と共同で、台湾人材の採用ナレッジを共有す

台湾人が転職を前向きに考える理由は?

台湾では、20代の平均勤続期間は約1年半で、平均転職回数は3〜4回と、日本を大きく上回っています。なぜそうなるのかについて、台湾と日本の就活文化の違い、台湾人が転職を前向きに考える理由、そして台湾での転職活動のやり方という3つのテーマから考えていきます。 台湾と日本の就活文化の違い最も大きな違いは、台湾には新卒採用という文化が存在しない点です。日本では大学生のうちから就職活動を始め、卒業後に入社するのに対して、台湾では卒業してから就職先を探すのが一般的です。企業側も、新卒枠

アジア進出を成功させるための『採用』と『組織カルチャー作り』とは〜イベントレポート

2019年10月25日に、東京渋谷にあるオープンイノベーション拠点「hoops link tokyo」で、台湾人材マーケットの魅力をお伝えするイベントが開催されました! 今回のテーマは「アジア進出を成功させるための『採用』と『組織カルチャー作り』とは」。 会社設立3年目にして台湾へ進出したスタイラー株式会社の代表取締役CEOである小関 翼氏と、台湾でIT業界最大手の人材採用プラットホーム「Yourator.co」の創業者である Lydia Chen(リディア  チェン)氏

台湾のスタートアップ事情 Vol.1 Taiwan Startup Week 2019

台湾のIT人材採用プラットフォーム Yourator を経営するリディアです。以前、東京のIT企業に務めていましたが、日本語をあまり使っていないので、日本語の練習を兼ねて、台湾の人材採用事情やスタートアップ事情に関するブログをはじめました。 今回は先週開催したTaiwan Startup Week について話したいと思います。毎年の11月の中旬に台湾最大級のスタートアップイベントMeet Taipeiが開催されます。今回のイベントは11月14日-11月16日の3日間に渡って

GREE出身の台湾人起業家リディアが語る、エンジニア不足時代のグローバル人材戦略

コロナによって、企業が打ち出す人材戦略が大きく変わりました。台湾も例外ではなく、現地でIT人材会社を経営している私の周りでも様々な変化が起きています。今回はその変化についてお伝えします。 GREE 出身の台湾人起業家リディア 以前は、日本のシステム開発会社や下請け企業などが人件費を抑えるために、ベトナムやミャンマー、フィリピンや台湾などで開発センターを設置したり、現地の開発会社に委託したりすることが当たり前でした。しかし、現在はアメリカや欧州各国、シンガポールなどの企業の

外国人採用の課題と解決策|グローバル展開に成功する採用戦略とは?

外国人採用は、多様性を尊重し、グローバルな視野を持った企業経営に欠かせない重要な課題です。しかしながら、日本企業における外国人採用には、言語や文化の違い、法的制度の複雑さなど、様々な課題が存在します。本記事では、外国人採用における課題と解決策を紹介し、日本企業のグローバル人材戦略の一助となる情報を提供します。 ➤ 関連記事 台湾人と一緒に仕事をする秘訣。台湾人の仕事観と特徴は? 外国人雇用における課題と解決策 ーグローバル化を成功に導く採用戦略ー 日本進出しているおすすめ台

台湾人の仕事文化・仕事観とは?採用する前に知るべきこと

グローバル化が進む現在、積極的に外国人を採用する会社が多くなりました。その中でも台湾は日本とも地理的に近く、日本好きも多いといった理由から、日本企業で働く台湾人が年々増えています。 この記事では、台湾人の仕事文化・仕事観を6つご紹介します。台湾人採用、台湾進出を考えている方はぜひ参考にしてみてください。 上下関係がフラット台湾をはじめとする中国語をメインに使う中華圏は、敬語という概念がありません。そのため、言いたいことを率直に言い、上司や先輩に対しても友達のように接します。

台湾人のための、日本の会議の進行方法

台湾と日本のビジネス文化には様々な違いがありますが、今回ご紹介するのは会議の進行方法です。日本の会議は、台湾の会議とは大きく異なります。そこでこの記事では、台湾人が日本企業で会議を円滑に進めるためのヒントをお伝えします。 事前に準備をする 会議の進行役を務める場合は、事前に十分な準備をすることが大切です。議題を作成して、参加者に事前に配布しておきましょう。また、会議の目的やゴールを明確にしておくことも重要です。 議題を作成する際のポイントは、次のとおりです。 会議で議

採用面接で優秀な外国人人材を見抜く質問例

今回は外国人採用を検討している企業に対して、海外採用のメリットと留意点、海外経験のある・ない応募者への質問集など、優秀な外国人人材を選び出すための面接問題を紹介します。グローバル展開を成功させるための採用戦略の参考になれば幸いです。 外国人材採用のメリットと留意点異なる文化やバックグラウンドを持つ外国人人材は、企業に新しいアイデアや刺激をもたらすことができ、グローバル市場での競争力を向上させ、新たなビジネスチャンスを創出する助けとなります。また、国際的なビジネスコミュニケー

台湾と日本におけるビジネス文化の違い:台湾人が注意すべき点

日本は世界的なビジネスハブであり、多くの台湾人にとって魅力的な就職先です。しかし、台湾と日本のビジネス文化にはいくつかの違いがあります。台湾人が日本で成功するためには、これらの違いに注意し、適応することが重要です。 ビジネス文化の違い 1 :ヒエラルキーと敬意日本のビジネス環境では、ヒエラルキーが重視されています。日本では、年功序列制度が一般的であり、年上の人や役職が上の人に対して、敬意を払うことが重視されています。これは、日本の文化における集団主義の考え方にも起因していま

デジタル市場における日本の現状と課題|Spider AF CEO 大月聡子氏の見解

新型コロナウイルス感染症の拡大により、デジタル化が急速に進み、この流れに乗って日本のデジタル広告市場も急速に成長しています。この記事で、先月アドフラウド対策ツール Spider AF を運営する Spider Labs の CEO である大月聡子氏、DMA 理事長/ funP グループ創設者/ TenMax の CEO である邱繼弘氏(大河馬)、awoo 株式会社の事業展開副社長である王鶴穆氏の 3 人と、日本市場の最新動向や台湾企業にとってのチャンスについての話を記録しまし

台湾発ベンチャー企業 Vpon と timelyhero の日本市場参入戦略から、世界が求める人材像をうかがい知る

台湾は経済規模が小さいため、多くのベンチャー企業が海外に進出しています。なぜ多くの台湾ベンチャーが最初の海外拠点を日本に置くのでしょうか? Yourator の日本チームはこの度、台湾ベンチャーの日本市場参入戦略をテーマとして、Vpon と timelyhero の 2 社を招き、彼らの日本市場経営の経験を伝えるセミナーを開催しました。 【セミナーの内容】 日本市場の参入にあたって、どのような戦略を立てたのか?企業文化の構築と人材採用は戦略において、どのような役割を果たし