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【新人社員の仕事紹介①】AI普及プロジェクトでLINEヤフー全従業員をフルサポート!

LINEヤフーコミュニケーションズでは、2022年より新卒採用を開始しました。

バリューマネジメント部の運営DXチーム(AIやツールなどを駆使した運営業務の効率化を担当)には、新卒として入社した社員が2人います。今回は前半・後半に分けて、それぞれの仕事を紹介します! 前半の本記事では、今年の4月に入社した坂田さんの「LINEヤフーAI普及プロジェクト」に迫ります。

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「LINEヤフーAI普及プロジェクト」の概要

どんな課題があったの?

LINEヤフーグループでは2023年から、OpenAIのAPIを活用した対話型の独自AIアシスタントサービスを全社員が利用できるようになりました。業務の効率化や品質向上のため、積極的に生成AIを活用することが推進されています。しかし、生成AIを利用していない社員が一定数いることが課題になっていました。

何をしたの?

生成AIの利用について全社員向けにアンケートを実施し、現状の課題を洗い出しました。アンケートでは、生成AIを利用していない理由として「利用申請が難しくて利用できなかった」などの声が多く上がりました。実際に新卒として入社したばかりの私自身もマニュアルを使いながら生成AIの利用方法を学んでいましたが、「どこに何があるのかがわからない」「飛んだリンク先が何のページかわからない」など、わかりづらい点が多く、実際に生成AIを利用できるようになるまで苦戦しました。 そこで、私はより多くの人に生成AIを利用してもらえるよう、LINEヤフー側とも連携しながら、マニュアルの改修に取り組みました。

その結果は?

改修したマニュアルは、マニュアルの作成・管理を担っている親会社、LINEヤフーに提案しました。LINEヤフーも改修の必要性に共感いただき、提案したマニュアルをもとに改修を進めてくれました。それに加え、ChatAI以外の生成AI(OpenAI API、Google Cloud PlatformのVertex AIなど)の利用申請マニュアルも同じように改修してほしいとの新たな依頼も受け、現在チームの皆さんと一緒に取り掛かっています。

工夫したポイント

マニュアルを作成する際にユーザー目線を強く意識しました。社員の皆さんや自分自身が混乱した点を一つずつ洗い出し、それを解消する形でマニュアルを改修しました。 例えば、参考URLがたくさん貼られているものの、どのURLから何の情報を得られるのかわからず、手間がかかっていました。この問題に対応するために、各URLリンクから得られる情報を具体的にマニュアルに記載することを提案しました。結果として、社員の皆さんからも「わかりやすい」と好評をいただき、プロジェクトの進行に貢献できたと感じています。


バリューマネジメント部で働くことについて

その他にも様々なプロジェクトに携わっている坂田さんが、1日の仕事の流れを教えてくれました。

新入社員の一日

あくまである一日の事例です。在宅も可能ですが、オフィスの方が効率よく業務ができるので出社しています。トレンドの変遷が早いAIの学習や、ミーティングのための資料作成、OJT担当の上司とのMTGなど盛り沢山です。社内にはカフェスペースもあるので、意図的にリフレッシュする時間を作って、集中力を保てるようにしています。

バリューマネジメント部で働くやりがい

課題を探すところから解決するまで一貫して取り組むことができる点にあります。 それから、自分が取り組んだ課題解決が誰かに喜んでもらえた時にもやりがいを感じますね。今回のプロジェクトでいうと、実際に改修したマニュアルを見た社員から「わかりやすくなったね」との言葉をいただいた時は本当に嬉しかったです。このようなフィードバックをもらえると、自分の努力が実際に役立っていることを実感でき、さらにモチベーションが高まります。

最後に、坂田さんから

就活中の方へひと言

もいただきました!

就職活動は人生のなかでもっとも自己発見ができるチャンスです。焦らず、自分の強みと価値観を見つけ、自信を持って挑戦してください。応援しています!

以上は2024年に入社された新入社員の坂田さんのインタビューでした!
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