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【Educcutionレポート】 私はどう生きるのか。そんなことを考える旅をしてみたい。

ラーン・バイ・クリエーションのワークショップ・デザインチームが企画したオンライン教育会議「エデュカッション(Educussion)」。6月21日(土)に開かれた第3回のテーマは「道草」でした。
このエデュカッションには、自ら手を挙げて参加してくれた3人の学生ライターがいて、それぞれの思いや感想をアップしてくれています。今回ご紹介するのは、中学生ライター遠藤永里香さんのレポートです。他の2人が打ち立ての蕎麦みたいに即座に感想をアップしてくれたのに対して、彼女はじっくりと心のうちで振り返り、発酵させた考えを言葉にしてくれました。その熟成され文章を、ぜひご賞味ください。



私はどう生きるのか。そんなことを考える旅をしてみたい。


2020年6月21日、第3回目のEducussionが開催された。
今回のテーマは「道草」。
道草と聞いて、皆さんは何を思い浮かべただろう。
そもそも道草とはどのような事を言うのだろうか。

辞書には「そこに行くまでの途中で、他の事をして時間を潰すこと」と書いている。
私は、なるほどと思ったが、では「道草」と「寄道」は何が違うのかな。
そう自分に問うた時、あまり良い答えが思いつかなかったので、さらに調べてみた。
「ついでに他の所に立ち寄ること」
つまり私が寄道を調べていることが、正しく寄道していることになるのだ。
そう考えると、私は中学生になってから全く道草をしていないことに気付いた。
ではなぜ、私は道草をしていないのか。

私が道草と聞いて真っ先に思い浮かんだのは、学校からの下校中、公園に立ち寄ったりしたことだ。
しかし、そのあと、帰りが遅くなり母から注意されたことを覚えている。
つまり、道草=悪いこと、というイメージがあるからだ。
小学生の頃、私は色々なことに挑戦した。プログラミング、バレエ、ピアノ。。。
でも、どれも全く続かなかった。

でもこの行為も、道草の意味に書かれている「そこ」=「目標」を見つけるための時間潰しだとすると、「道草」=「人生そのもの」とも言えるのではないか。

そして中学生になった今、私は全く、いやほぼ道草をしていない。
だから今回のテーマが「道草」と聞いたとき、正直出席したくないと思った。
何を話せばよいかわからず、不安だったからだ。

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今回のEducussionでも、小グループに分かれて2回のセッションを実施した。
1回目は「今までの人生の道草」
私がこのセッションで心に残っている道草のエピソードはある大学生の話である。
この大学生の方は、海外旅行をしたことで、自分の進路を変えたそうだ。
「想像(先入観)だけでは分からないことが、沢山あることを海外で学んだ。それを子供達に伝えたい」

私はハッとした。
普段、私の頭の中は一方通行だ。
これをするためにはこれが必要。マニュアル通りに準備をする。

しかしこの言葉を聞き、たまには逆走をするのも良いのではないかと思った。
なりたい未来像を道草から得る。逆転の発想。今は時間がないから頭の中で想像する。
自分の未来、趣味など色々なことが広がり、人生がより豊かになるのでは、そう思った。

2回目は「自分が惹かれている道草の誘惑。もしあなたが時間、お金、友人関係など一切気にせずに何でもできるとしたら何をしたいか、どうしてそれをしたいのか」

私が一番に思ったのは、無人島での一人生活だ。
誰もいない場所で一人自然と共に生きる。
そのような生活は今なら到底無理だ。
だからこそやってみたいと思った。
一人で生きていくことにより普段自分が受けている事への有難みが分かると思う。
そしてそこから学ぶこともあると思う。

偉人であるマルガレーテ・シュタイフを知っているだろうか。
彼女は1歳の時に右手と両足が不自由になった。
しかし彼女は今もなお人気がある、テディベアを手掛ける「マルガレーテ・シュタイフ社」を設立した。
彼女が会社を立ち上げたきっかけは、お土産に買ったブリキのおもちゃが壊れたことだった。
旅行から得た新しいアイデアが原点となった。

今の私は道草をしようとするとき、もしこの行動が無駄だったら時間がもったいない、やる意味がないなどとすぐ考えてしまう。

しかし今回のEducussionを通して、周りの人の意見を聞き、私も挑戦してみたいと思えることもあったし、ハッとする瞬間もあった。

君たちはどう生きるのか」ふと本の題名が浮かんだ。

私はどう生きるのか。

そんなことを考える旅をしてみたい。

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文章
遠藤永里香|Learn by Creation ワークショップ・チーム 学生ライター



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