【小説】デスメタル乳首破壊光線【前編】
あらすじ
1.イントロ バンドの練習に行くと、メンバーの二人はすでに肩慣らしを始めていた。俺は二人に声をかけてギターケースを下ろし、防音室の隣の部屋に入った。
狭苦しい事務室でPCの電源ボタンを押す。十数年モノのPCは、殺してくれと悲鳴を上げながら起動した。この断末魔にインスパイアされて書いた歌詞は1つや2つではない。3分ほど聴き入ってから目を開けると、モニターには青空と農場の緑。古いウインドウズマシンの壁紙だ。
メーラーを立ち上げ、出演や対バンの依頼がないかザッと