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スペインの若者にとってのバレンタインデーは花より団子

バレンタイン、どう過ごしましたか?
毎回語学学校に行くと、心が揺さぶられる意見があってどうしても何か書きたくなっちゃう。(笑)
25才のスペイン人の先生。前からロマンチックな事全てが嫌いだと言っていたし、
女子ならつい盛り上がっちゃう恋愛の話とか
全部スルーしたがる先生。

バレンタイン、普段は女性は花を貰うとか、ロマンチックなレストランに行くという風習のある生徒たちに(現在、私、ロシア人、アメリカ人、スコットランド人、アイルランド人がいますが全員割とロマンチックな事をする派)
「花なんかスペイン人の若者は好きじゃない。すぐ枯れるし、何の役に立つのかわからない。それなら美味しい物とか、"役に立つもの”がいい」と言うんです。

これはやばい兆候だと思った。

戦争中に「花より食べ物くれ」と言うならまだわかるけど、食べ物に困っている時代じゃないし(ここはね)、
「役に立たないものはいらない」と言うなら、ファッションとかインテリアとかアートとか何もいらないと言ってるのと一緒じゃん!

なんかねー、心の余裕、もっとはっきり言うとお金の余裕がない兆候だと思ったんですよね。

花なんかにお金を使うなんて無駄!
と思うほどお金に余裕がないスペインの若者。

なんとなく、すごく悲しい事だと思った。

花を飾る心の余裕、おしゃれをする心の余裕、お金に余裕がなくても、余裕があるように振る舞う余裕ってすっごく大事なんじゃないかと考えさせられました。

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