“高すぎる夢と高すぎない目標の境界線” 目標を達成する人と達成しない人の習慣/嶋津良智【読書メモ】
初めて挑戦するものに対して、「とにかくやってみないと分からない」と すぐに行動に移す人は、達成しない!
という書き出しで始まる本書。
著者は営業出身の起業家で、2回の株式上場やシンガポール移住なども経験した、リーダー教育のコンサルタント。
ルース的おもろかったとこ3選
①エベレストに登るイメージが湧くだろうか?
→富士山は?近所の低い山は?例えば登山ならこのように、どんな体力と準備が必要か。イメージできなければ達成もできない。
イメージできない高すぎる目標は、目標ではなく「夢」。
②計画には「あそび」と「やばいライン」を用意
→無理目なスケジュールを立てても、自分も計画も共倒れする危険がある。もし予定より遅れた場合も、他にカバーをもらえば巻き返せる程度の「あそび」を作っておこう。また、難しそうと判断する「やばいライン」(例:〇日時点で進捗50%など)も考えておこう。
ちなみに、あえて仕事のキリが悪くても途中で中断し、続きを翌日に回すと、スムーズに再開できて効率が良いという研究もある(ツァイガルニク効果)
③「話し上手」なだけは二度手間を生むことがある
→奥さんに「牛乳と卵6個買ってきて」と頼まれ、『牛乳6本と卵6個』買って帰ったら怒られたおじさんのかわいそうなお話。奥さんの思いは伝わっていないし、おじさんも確認をしていないのでどちらも非がある。
ビジネスでもこういったことは起きるし、二度手間になる。「話し上手」と「伝え上手」は違う。伝わるコミュニケーションを心がけよう。
こんな人におすすめ
ふむふむと納得しながら本を読みたい人
そんなに高くない目標を達成したい人
(2021年3月24日読了)
※僕の読書メモは本の”要約”ではなく、僕が個人的に『珍しい表現だ!メモしとこ~』と思ったことベスト3を挙げています。"要約"ではないため、全然ネタバレできていません(いいんだか悪いんだか 笑)
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