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OW2初心者さん向け|ヒーロー簡潔解説・サポート編

どうも、Luxです。動画編集のお仕事をちょこちょこやっていたら、ライバルプレイをやる時間があまりありません…。プレースメントを全ロール終わらせたところから続きを頑張りたいと思います。

タンク・DPSと続いて、ようやくシリーズが今回で終わりです。ヒーロー自体が少ないので記事自体も簡潔になるでしょう。

前回記事

サポートの役割を知る

一般的な印象としてはヒーラー(回復役)かもしれませんが、ロール名の通り”サポート”であるということを意識しておきましょう。

サポートロールのヒーローは大なり小なり味方を回復する手段を持っているわけですが、回復方法と量にかなりの差がある点に注意です。

DPSでダメージ量ばかりを重視する人がいるのと同じく、サポートでは回復量だけを見て活躍を判断する人がいます。絶対に止めましょう。

タンクの真横にいてずっとヒールボタンだけ押していれば回復量は出ます。しかし、その間に後衛のDPSを一回も回復せずに毎回全滅していたとしたら?

戦況を全体的に見回して、いま回復が必要なのは誰なのかしっかりと判断する能力が必要です。

また、最初に言った通りこのロールは”サポート”です。回復だけしていればいいという訳ではありません。

味方DPSが削った敵への最後のひと押しの攻撃、つまり援護も広義では味方のサポートです。常にダメージを出すわけではないですが、ダメージを出すべき状況でも回復だけしていてはダメということです。

各サポートの特徴を知る

メインヒーラーとサブヒーラーという分類をされていたりもしますが、その辺は立ち回りも含めて難しいので、大雑把にいきましょう。

まず、通常の攻撃のように回復するヒーローと特殊な回復手段を持つヒーローがいます。基本的には特殊な回復手段のヒーローは回復量が少なめです。

回復距離、回復量によって考えるといいと思います。もう一人のサポートが、”近距離+回復量少なめ”なら自分は遠距離でたくさん回復しないとチームが辛いですよね。

サポートは特に意見が分かれるところだと思うので、あくまで参考程度にどうぞ。単純に回復量とかダメージ量で比較してもあまり意味のないロールだと思うので、自分に合っているものを使うのがいいでしょう。

例えば、同じような立ち位置で味方を回復するアナとバティストですが、敵フランカーが目前まで来たときの対処が違います。

アナはスリープを当てて阻害+攻撃で倒し切るような、どちらかといえばAIMゴリ押し。バティストはパッシブジャンプやイモータルフィールドを活用して生き残る動きをします。

立ち回りを知る

まずは味方の回復、味方が死んでしまっては元も子もありませんから。でも、暇な時間が出来るのはダメです。有利だから回復するとこないわーってボーッとする人がたまにいますが、暇なら出来ることが無いか探しましょう。

有利をより有利にしていって勝つのがOW2です。有利すぎて味方の回復をする必要がないなら、敵を攻撃すれば味方の総ダメージ量が増えて更に有利になりますよね。

サポート=回復、ではなくしっかりダメージも入れることでチームを有利にすることが出来ます。回復とダメージのバランスが大事です。

ダメージを入れる利点は、
・多少でも削れている相手は味方フランカーが攻撃しやすい
・敵サポートに余計な回復の手間を強いる
・ULTが溜まりやすくなる

特にULTが溜まるという点が優秀で、回復しかしない場合と比べて1試合中に使えるULTの回数が大幅に増えます。サポートのULTは特に強力な物が多いため、サポートのULT回転率が上がるということはそれだけでチームにとって大きな要素となります。

回復とダメージのバランスを考え、いまチームにとって必要なことを判断していきましょう。

例えば、味方HPが5だけ減っていて、敵も同じ画面に映っている時
味方を5回復するより、敵にダメージを与えた方が得ですよね。敵を攻撃して下がらせて、画面内に敵がいないときに味方を回復するのが最効率です。

逆に味方HPが5だったとしたら、味方を回復してから一緒に敵を攻撃するのが効率的でしょう。

実際の戦闘中にはHP以外にも多くの要素があります。その時々に最適な判断を積み重ねていくというのが、サポートの難しいところですね。

アナ

味方を全体的に回復しつつ、タンクを死なせないことを意識しましょう。
阻害瓶はかなり強力なアビリティです。回復のために投げすぎないようにします。
基本的には敵に向かって阻害瓶を使ってキルを狙うといいでしょう。
相手にフランカーが多い場合は、スリープしっかりと当てないと辛いです。
ナノに関しては最初の内は回復が間に合わないと思ったら使いましょう。タンクだろうとDPSだろうと関係なく。

バティスト

回復はアナと同じような形ですが、イモータルフィールドを咄嗟に投げられる位置をキープする必要があります。
パッシブジャンプを活かしてこまめにポジションを変えることで、敵フランカーとの駆け引きが可能です。

キリコ

フランカーと一緒に前に出たり、戦闘中の味方の場所にワープして鈴を投げたり、かなり攻撃的な立ち回りが求められるサポートです。
自衛能力は高いですが、防御的な立ち回りをしても出来ることがないので、味方フランカーのサポートという感じ。
お狐様は最強クラスのULT。攻めにも守りにもとりあえず使っておけば大丈夫。

モイラ

回復と攻撃のバランスが特に求められるヒーローです。回復だけをしているとすぐに枯渇してしまうけど、攻撃しようとするとかなり敵陣まで攻めないといけないので味方の回復ができなくなるという難しさ。
基本的には黒玉メインでいいです。遠くの味方を咄嗟に回復したい時、自衛の時のみ白玉を使いましょう。
ULTは味方と敵を両方撃てる位置で使うと最効率です。

ゼニヤッタ

回復量は大したことがないので、とりあえずヘルスが減っている人に調和を付けておきましょう。もう一人のサポートの回復が優秀ならフランカーにつけっぱなしでもいいです。
攻撃力がかなり高いので、影のDPSとして敵のワンピックを狙えます。AIMさえ良ければウィドウみたいなものです。
ULTは敵のULTのカウンターや回復が間に合わない時に使いましょう。

ブリギッテ

ヒールパックでの回復のみだと、すぐに回復が間に合わなくなります。基本的にはパッシブを常時発動させるのが理想です。
近距離での火力は並のDPS以上なので、バッシュ→近接→鎖で大抵の1v1に勝てるでしょう。
前線をキープするタイプのタンクを相性がいいです。

ルシオ

移動速度・回復を細かく切り替えて、いま必要な行動を取ると強いヒーローです。ルシオで味方のそばにずっといてヒール状態しか使わないならブリギッテでいいです。
スピードブーストで味方フランカーの攻撃をサポート、敵フランカーから味方を守るために位置を変えて弾き飛ばす、前線のタンクの帰り道をサポート、やることが多いヒーローです。
いかにスピードブーストを活かすかがこのヒーローの真髄です。

マーシー

ダメージブーストとヒールを使い分けてチームをサポートします。このヒーローの真価はダメージブーストです。ヒールが必要ないときは常にダメージブーストを維持しましょう。
自分が撃たれづらいような飛び方も意識する必要があります。
ダメージブーストを使わないということは、味方の総ダメージが一人分少ないということです。

まとめ

サポートはヒールだけすればいいロールではないということをしっかり意識しましょう。

試合を観戦視点で全体的に見ていれば分かると思いますが、回復をする必要が無い場面というのは存在します。そういった場面でしっかりとダメージを出せるサポートというのが上手いサポートです。

例えば、通常回復で間に合う状況でも味方に瓶を投げるアナ。通常弾で回復して、敵に阻害を当てていれば味方が敵を倒せたかもしれません。こういった細かい状況の積み重ねが大きな有利に繋がるのです。

よく言われるイキリ〇〇。これは攻撃ばかりをするサポートに使われる場合が多いですが、これに萎縮してしまって攻撃を全くしないサポートが一定数います。私としては攻撃を全くしないサポートのほうがチームに来て嫌だと思います。

例えばラインハルトを使っていて、「盾を張るのが仕事だからハンマーは振らない」って言う人がいたらどうでしょうか。

まずは、回復の合間にしっかりとダメージも出す、ということを考えながらプレイしてみてください。でも回復がおろそかになるのはだめですよ。


回復というのは意外となんとかなるものです。フランカーは自分でヘルスパック取ったりもしますし。

いままで回復だけをしていたという人は、イキリと言われてもいいので一回攻撃をメインに意識してやってみるのもいいと思います。こんなに回復してないけど意外と味方死なないんだなって思うこともあるでしょう。

回復しなさすぎて味方がヘルスパックを頼るようになると、無駄な移動時間になってそれはそれでチームの不利になるんですが、その辺は置いておいて。

自分なりに、どのくらい攻撃に意識を割いても大丈夫なのか、というバランスを学ぶことがサポートの第一歩です。

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