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大事なのは「スピード感」

こんばんは。
関東は梅雨入りしましたね。西より早いのは珍しい気がします。

さて、早速ですが今日は転職活動の進捗状況について書きたいと思います。え?転職活動してたの?という感じですが。実は少々。後に詳しく書きます。

先週はAIエンジニアと外資系医療機器メーカーについて一通り調査をしました。そのまとめと各業種について私が抱いた感想を備忘録も兼ねて簡単に並べてみます。


AIエンジニアになるためには

<わかったこと>
・前提として、微積分・線形代数・数理統計学の知識が必要
・理系のバックグラウンド(特に数字に強い)がないと厳しい。「文系・理系どちらかというと理系」ぐらいのノリではかなりハードルが高い印象
・AIエンジニアはITエンジニアとは全く分野も性質も異なるので、両者を同じくくりにすべきではない
・AIエンジニアは、大量のデータをコンピュータに読み込ませる機械学習(反復学習)を行うことで予測結果の出力を可能にする
・「AIエンジニア」はプログラム開発を専門にするプログラマーであり、「データアナリティクス(データサイエンティスト/データアナリスト)」とはまた分野が異なる。
・開発系はひたすらコードを書いて黙々と作業をする(自分が目指すとすれば確実にコレ)。Pythonがもっとも将来性のある言語。
・Pythonは文法が複雑でないため直感的に理解しやすく、他言語に比べて学習のハードルが低い
・理想はデータサイエンス(理工)系の学部・院を出ていること(東大・京大が圧倒的に多い!)。AIエンジニアにおける未経験独学参入は翻訳業界同様にハードルが高い印象。これらの職種に就くにあたり必要な学歴や資格はないが、バックグラウンドなしの場合、そのスキルを証明する資格(いろいろあるがここでは割愛)やコンペの受賞歴などがあることが好ましい
・ITエンジニアと違いフリーランスは少ない?が、AIはこれから伸びる分野なので、今後の需要や働き方に変化が期待される

→英語学習と並行して機械学習・Pythonの習得を目指すのが現実的(その前に一度データサイエンティストの友達にいろいろ話を聞く予定)


外資系医療機器メーカーに転職するには

<わかったこと(自分が調べた求人の範囲で)>
・大きく「営業職」と「技術職」に分かれる
・いずれも医療施設に出向いて医師や技師をはじめとした医療スタッフに自社製品の説明を行う。セールスとユーザーガイドで分担
・営業職・技術職ともに英語でコミュニケーションがとれることが前提。TOEIC力は求められていない。目安として提示されていても700程度
・営業職は車の免許をもっていること、技術職は「開発・研究」分野での経験が3年以上、が必須条件のところが多い
・総じて、あらゆる場面であらゆる人に向けたプレゼン力が求められる
・「外資系企業=給料が高い」と言えるのは、営業職に限った話かも?技術職は医療職とほぼ給料は変わらないうえ、下手をすると外資系企業のほうがいろいろとシビアかもしれない

→なにひとつクリアしている条件がなく、見込みがないためあっさり撤退。笑

と、いずれも今の私がもつスキルや経歴ですぐに転職できる感じではなかったため、ひとまず保留になりました。


じゃあ何を目指す…?

ここで残った選択肢が
①おとなしく実家に戻って、地道に翻訳者として開拓を続ける
②当面①の生活を続けつつ、AIエンジニアとしてのスキルを習得する
③最短でAIエンジニアを目指すために実家に戻り、全振りで独学に励む
④いっそ医療職に戻る
⑤将来的な転職を見据えて一時的に医療職に復帰し、資金集め・スキル習得に励む

と、何パターンかあるのですが、自身の年齢や今後の展望を考慮すると④、⑤が現実的かつ濃厚そうです。⑤を目指すにしてもとりあえず④の道に進むことになるので、ひとまずは医療職の求人に一定期間注目してみることにしました。
やはり最終的には国家資格😭🙏🏻そして東京を離れたくない😭

そこで早速なのですが、実は先週末気になる求人を1見つけてしまいました。
これはもはや私のためにあるのでは…?と思うような奇跡的な求人だったので、医療職に戻る覚悟もしないうちに応募をしてしまいました…笑

応募(担当から返信が来しだい書類提出)→書類選考→面接→合否という流れなのですが、書類をメール送付した5分後に「~を検討した結果、是非貴殿にご面談にお越しいただきたく~」というありがたご丁寧な返信をいただき、早速来週の面接が決まりました。笑 5分で検討終了したところにちょっとウケてしまったのですが、ポジティブに受け取っておきます。

ちなみに、以前担当してくださった転職エージェントのかたに「この経歴に勝てる人に私出会ったことがないです」と言われたことがあるのですが、全く同じものを翻訳業界で提示してもその価値は「無」に等しいということをこの数か月で学びました。そりゃあ心も荒みます。。

医療職としては約1年半のブランクがあるのですが、今回の求人は幸い翻訳の経歴がプラスに活きたと言えそうです。いや、本当にそれが言えるのは採用が決まってからなんですけどね。
条件的にも雰囲気的にもかなり魅力的な職場で、翻訳どうこうがなかったとしても、これ以上私のスキルや理想とマッチする職場は後にも先にもないんじゃないかと思っています。完全に前職を越えてきています。このタイミングで出会ったことも含め、ご縁があるものと信じたいです。(正直言うと1日も早く人間らしい生活を送りたいです。「雇用」って素晴らしいなと思います……。)


ところで以前Twitterで「外から見た翻訳者のイメージ」というもので「高圧的・陰湿(根暗だったかな?)」といったワードを見かけたことがあります。私がこの業界に興味を持って色々調べた結果、最初に抱いたイメージがまさにそれだったので、「いいね」こそ押さなかったものの、首がもげるほどうなずいたのは言うまでもありません。笑 もっというと、翻訳専用のアカウントを別で作ったのは、以前の趣味アカウントに不快なツイートが容赦なく混ざり込んできて削除せざるを得なくなったためです。その頃は詐欺講座撲滅運動(という名のストレス発散?)が流行っていました。そのことがあり、今もあまり多くの人をフォローしないようにしています。そして過激派の人が極端に過激派なんですよね。攻撃することが目的になってない?^^; というような。
それだけ言葉を扱う者としてのプライドがあるのだとは思いますが、SNS上に限っていえば、どうしてもネチネチと他人の揚げ足を取っているようにしか見えなくて、もっというと、直接本人に指摘すればいいものを同業者間でさらし者にしたりあえて公開処刑にしたりするから外部からそういうふうに受け取られるんじゃないかなと思っています。そう感じている時点で私には言葉を扱う者としてのプライドもなければセンスも適正もないのかもしれません。けれど、もっといいやり方あるよね、と思っているのが本音です。

話が逸れてしまいましたが、いろいろなことを勘案した結果、翻訳業界から撤退する方向で動き始めようと思います。

来週の面接次第でまたプランは変わりますが、もし採用が決まった場合、今度は検査や手技を英語で行うことになるので、医療英語+スピーキング強化に重点を置いた、より実践的な英語の勉強にシフトする必要性が出てきます。ちょっと遠回りをしてしまいましたが、もともと私がやりたかったことに近づいた気がします。
翻訳に関わった1年半は決して無駄ではなかったといえるよう尽力します。

早ければ来月からフルタイムで勤務か…なんて妄想を膨らませているのですが、そうすると色々な事務手続きが発生することになるので、直前にバタバタしなくてすむよう今から少しずつ書類を整理しはじめることにします。
不採用だったらめっちゃウケるんですけどね。笑

今日はそんな急展開を迎えたお話でした。
最後まで読んでくださりありがとうございました。


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