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Lutraが始まるまで〜自分のことその8:人には修行の時代があった方が面白い・・かも?!西のテーマパーク前編〜

みなさんこんばんは!今週も引き続き自己紹介シリーズ進めていきたいと思います✨

今回は自分の本当に自分がやりたかったことや、生き方を見つけるために
泣く泣く?!ソニーを退職して関西に戻ってくるところから。

お時間いただける方はこちらどうぞ↓

実は関西に帰るタイミングで、元々人とずっと一緒にいることが比較的苦手!かつ自由でいたい!誰にも縛られたくない!という人間だったのですが、学生時代からの腐れ縁となりました旦那(2024年現在でもう17年!早い!)と一緒に住むことになりまして、一旦収入がないから旦那にお世話になろうかなと思っていたら、それなら私の親にもちゃんとしとかないとね!みたいなこと言われたこともありあれよあれよと結婚することになりました。。。

全く結婚願望がなかったが故に、今結婚しないと多分一生縁がないだろうな〜と思った私の直感を自分で今でも褒めてあげたいなと思います笑
(本当に無理だった気がします😂)

そんなこんなで次の仕事・働き方を全く決めずに関西に戻ってきましたが、やはりアメリカで志した自分の目標が忘れられず、自分が成長できるところへ、また心機一転ゼロから始めてみよう!と思って色々探していました。
その中で、「今まで営業やってきて、結構営業は自信あるけど、そもそも売れる仕組みとか、マーケティングとかもっと上流に近いところを経験しないと目標には近づけないのではないか」と思いました。
そして、「関西には外資でマーケティングが勉強できそうなところがある。どこかに入れたらいいな」と思っていたところ、ご縁があり当時はまだ今みたいに注目される企業では全くないあの西のマリオとかハリーポッターとか色々いるテーマパークのマーケティング部に拾っていただくことになりました。

今思い返すと、当時のマーケティング部はこれから大きくなるところで人が足りない割には、外資という強烈な圧の強さ、さらにブランド認知度がまだないことによる「とりあえず働けそうなやつは入ってこい!」感がとてもありました。
今は恐ろしいくらい認知もあり、いろんな制度や経済条件などもかなり改善しているのでマーケティング経験者でも簡単には入れないのではと思います。マーケティング未経験でも入れてもらえて、しかも実業のビジネスをしながらマーケティングの経験がものすごいスピードで詰めたことは私の幸運の一つでした。

本当に早く経験してよかったことって私の人生の中には多くて、このテーマパークとの縁も本当にそうだなと思います。
(だから私は、自分の子どもたちや若い人に、やりたいことはできるだけ早くしたほうが絶対良い、今日できることが明日できるとは限らない、と自分の経験からいうようになりました笑)

という感謝の気持ちはありますし、本当に自分の職業人としての職能形成では本当に幸運としか言いようがない縁ではあるのですが、入社してからは
もう1日もいたくないと思うくらい毎日嫌でした笑笑

マーケティング全体理論(売れる仕組みのモデリング)や、それを応用した実践、仮説からの定性・定量調査、分析、戦略立案、需要予測、コミュニケーション戦略、プロダクト戦略、クリエイティブ制作(広告、TVCM制作)、価格戦略、ブランディング戦略、メールマーケティング、CRM、PR戦略など、、本当にいろんなことを実践を通して経験できたことは私の財産ですが、元々ソニーという自由闊達で、グローバルに活躍していた私にとっては、正しいことを正しくやり、売上と収益が自分の価値だ!くらいの感覚で、基本日本の関西の市場しか見えていない(途中から関東とかインバウンドとか大きくなってきましたが)場所に移っ
てきたことは、とても自由度が下がってしんどかったのです。

求められることは多い割に報酬などの条件も当時は低く、私は大学でお金をもらいながら働いているんだ!くらいの気持ちで我慢していましたが、今となっては本当によく耐え抜いたなと思います笑
(今は就労環境もかなり良くなっているでしょうし、私も当時まだ若かったので意識が幼かったと思いますので、決してこのテーマパークを悪く言いたいわけではないことをご認識いただければと思います)

ソニー時代はやめる人はほとんどいないか、いてもパラパラ・・という感じでしたが、初めての外資文化で、毎月人がどんどん辞めていくのを見て本当に衝撃が走ったのを今でも思い出します笑
グレード制度があったのですが、グレードの上の人が下の人に対して、「グレードが低いくせに偉そうにいうな!」とか冗談でもいう人がまあまあいて、働くというのはどういうことなんだろうなあ・・これって本当に正しい企業の姿なんかな。。と違和感を覚えながら過ごしていました。
そんな環境で新卒で育った人は、同じ外資(特にアメリカ資本)ならうまくいくかもしれませんが、日系でギブアップする人を見ていて、まあそうなりますわな・・・と思ったのも懐かしいです。

自分の職能形成にも、職業倫理観の形成的にも、ソニー以外の環境を知るとか、ソニー時代はBtoBだったので、BtoCのビジネスを知るという意味だったり、テーマパークビジネスはなんぞやとか、株主ってどういうこと?とか、人ってなんのために働くの?みたいなこととか、ある意味ソニーと真反対の全く自由でないけどそこそこクリエイティブな仕事をすることによって色々世界が見えてきたり、自分の器が大きくなった五年でした。

次回はそんな西のテーマパーク修行時代の話を、もうちょっとしてみたいと思います。

今日もありがとうございました。おやすみなさい!





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