バズった6つの理由
※追記:再現狙った際に意識したこと、を追記しました。
絶賛バズり中のこのツイート。
1万いいね、が「バズる」の定義なら、これで人生2回目のバズりです。
このツイートがバズったのには、6つの理由があります。今回はそれを解説します。バズったのは結果論ですが、この6つはツイート時に「仕掛け」として意図して書いており、それがハマったと言えます。
①使える知識
ショートカットを知らない人(特に学生さんら)からすると、こういう実際に働く人の「やっておくべきこと」は非常に喜ばれます。
まぁ、普通のことですね。
②共感できる知識
ここから本題。ショートカットを知ってる人からすると、「そうそう!新入社員よ、覚えておけ」となったと思う。シェアしたくなるツイートということ。
③補足を残す
ここから腹黒くなります。正直、この10個で足りるわけがありません。僕よりショートカットに詳しい人は何を思うか?「これも覚えるべし!」「あれも覚えるべし!」つまり、引用RTで補足ツイートをしてくれるということ。
これは計算してました。
④反論を残す
ショートカットは人の癖みたいなものが出るので、僕の選出した10個が完璧ではありません。「こっちのショートカットがいい!」とリプをくれるわけです。これが拡散の手助けになりつつ、ツイートの知識価値を上げてくれます。
また、「こんなショートカット使わねぇ!マウスだろ!」なんて批判も。これも拡散の手助けになってくれてます。
計算のうちです。そのため、あえてマイナーなショートカットをいくつか「後半」に放り込んでいます。
⑤シェアしやすく
このツイート。「・」の箇条書きではないところがみそ。「①」など番号を振ってます。なぜか?それは、シェアする時に、そのまま番号を使えるから。「③は知ってるけど⑧は知らない」とツイートしやすくなるということ。これを見た人はどう思うか?『③ってなに?』である。
こうなると元ツイを見にきてくれます。またシェアします。このサイクルです。
⑥最後に煽りを
最後に「ショートカットは挨拶と同じ。出来なきゃ恥」というニュアンスで締めくくっている。新人は挨拶をしよう!という万人が共感してくれそうな意見にかぶせつつ、ショートカットそんなに大事じゃないだろ!という反論を引き起こすよう仕向けてます。
さいごに
前回のバズりと同じように、思いつきで書き始めたツイートですが、どちらも書き上げるまでには1時間以上かかってます。とくに単語の選定には、気をつけていて文章も何パターンかで比べながら決定しています。
計算してバズらせるのは無理ですが、少しでも可能性を上げることは出来ると思います。
以上。
追記(⑦位置を言いたくする)
再現させようとしましたが、小バズにとどまった下記ツイート。
このツイートで狙ったのは「私は○○だ!」ということ。補足でも反論でもない。言うならば『位置』です。前述の⑤(シェアしやすく)と同じように箇条書きに番号を使っていますが、前述例と違うのは「レベル」になっているということ。人間、レベルを提示されると「自分はレベル○だ!」と言いたくなる。これを引用RTとしてツイートいただいて拡散を狙っています。実際、「私は④だ!」「私は⑦だ!」という引用が多発しました。
また、最後に最低ラインと合格ラインを設定することで、自分のレベルを抽象化して表現できるようにしています。なにより、レベルの高い人たちを「変態」という言葉で褒めることで、「私は変態だ」という引用を誘発させています。(変態引用はかなり多かったです笑)
あとは、前述の通り反論として「⑥→曖昧にしてツッコミたくなる」「⑦以降→正しい順序がないため、おのおのが考える正しい順序を言いたくなる」を用意しています。
過去のバズの傾向として、「引用RT」が多いです。つまり、何か付け加えたい…意見を言いたい…という「不完全さ」が大事であり、僕が意識している点です。
以上
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