ポケモンに助けられた人生

寝起きに「GOTCHA」を見て号泣した。朝から刺激が強いものを見てしまった。感情と思い出が溢れているので書き残しておきたいと思う。
※これを書いているのは9月30日。

ポケモンと出会ったのは小学生の頃。従兄弟がダイヤモンドパールをやっていて、興味を持ったのが始まりだった。2006年に発売さのでその頃俺は5歳かな。従兄弟はダイパの代わりにファイアレッドを貸してくれた。ポケモンはセーブデータ1つしか作れないからね。

俺はずっとゲームも漫画も禁止だったので半年に1回遊びに行く従兄弟の家でポケモンをするのがめちゃくちゃ楽しみだった。貸してもらったファイアレッドで最初のポケモンにヒトカゲを選んでラッキーと名前を付けたのを覚えている。ヒトカゲがリザードンになるくらいまでは進めた気がする。一緒に旅をしてきた相棒がとてもかっこよくてそこからポケモンが大好きになった。

ゲームはできないのでポケモンアニメを毎週見て日曜日にやっていたポケモンサンデーを見て映画を見てポケモンの世界にハマっていた。ディアルガVSパルキアVSダークライの漫画を母親にこっそり買ってもらって後で父親にバレて怒られたのはいい思い出。

俺には兄がいるのだが、家を出た兄が3DSを買って遊んだ後俺にくれたのが転機だった。初めてゲーム機を手に入れて従兄弟がポケモンXをくれた。母親はゲームをしていても怒らず父親に内緒にしてくれたのでいつも3DSを持ち歩いてポケモンをプレイしていた。図鑑完成はできなかったがそれなりに遊んだ気がする。

中学2年の冬にうつになってからは趣味も何も興味が持てなくなりポケモンも一気に遠のいた。常に勉強を強制する母親がいなくなってやっとアニメを見る自由やゲームをする時間ができたのに何も楽しくなくなってしまった。見たい気持ちはあってもそれを叶える体力や気力がなくなってしまった。この頃はひたすら天井を眺めてなんとか日常生活を回していた。いつも死にたくて仕方がなかったけどまたポケモンをやりたいと思ってたまにポケモンボックスを眺めたりしてなんとか生きていた。

ここ2年ほどでやっと何かに興味を持てるようになってきた。Xをやり直したりバイト代でこっそりSwitchを買って剣盾をしたりウルトラムーンをやったりポケモンGOをやったりしている。調子がいい時にしかできないから少しずつしか進められないが、悲しい時にポケモンを思い出すことで支えてもらっている。どのソフトにもリザードンがいてラッキーと名前をつけている。ベッドの上にも小さなリザードンのラッキーがいて外出の時に一緒に連れて行ったりして勇気を貰っている。ラッキーはずっと一緒に生きてきた自慢の相棒ポケモンなのだ。

ここから先は

0字

¥ 100

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が参加している募集

よければサポートをお願いします。頂いたサポートは気分が落ち込んでしまった時のお菓子代として使われます。