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【随想】カイゼンが息苦しい

トヨタの「カイゼン」の手法が全国的に広がりあらゆる会社で取り入れられている。

仏教が北インドから中国、そして日本に入ってくる過程で変質したようにカイゼンも伝言ゲームで違うものになっていないかと疑ってしまう。

無駄な動きを省く。
一番効率的なやり方を探る。
おっしゃる通りであるが、
熟練度にもよると思う。
例えるなら、素人が素振りをする度にコーチが「違う」「違う」と言ってきたら、殆ど皆んな野球が嫌いになると思う。

そして、場合によっては非効率の方が楽しいし、生産性が上がるときもあると思う。
そもそも目先の効率を求めるならばトヨタ自体が水素に挑戦しないと思う。

効率を求めすぎると
「一分間に呼吸の回数は何回が最適か」
みたいなことなり、そんなのは人それぞれであるのが明白だ。

心が小さく、小さくなって行く。

「トヨタイムズ」の動画などを見る限り、そんな空気感を纏っている人はいないように思うのだが、

きっと変質して伝わっていると思うのだが。
実情は違うのかなぁ。

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