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【随想】魂を見よう

一人の人の中には良い部分とあまり良くない部分が共存しているのが普通である。
だから、「この人は悪い」「この人は良い」とは分けられない。
それを知っているから、嫌な思いをしても、「まあ、あの人にも良いところもあるから」となり、思考停止状態に陥る。
このままの状態で付き合うとなるとストレスが積み重ってしまう。
そこでその人の根本にある「魂」に注目した方が楽に生きられるのではないだろうか。

「魂とは」で検索したところ、
『身体に宿って心の働きをつかさどるとされるもの。古来、肉体から独立したものと考えられた。』とあった。

「心の働き」が魂から出てくる具体例であるとすると、これらの具体例を集めて帰納法的に導き出されたものがこれらを「つかさどる」『魂』であると言える。ただし、直接魂は見られないから推測の域を出ないのだが。

結局はある程度レッテルを貼る行為であることには間違いないが、線引きとしては比較的精度が高いのではないだろうか。

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