Fラン卒でもアメリカでエンジニアになる方法③(面接対策編)

いよいよ皆さんが気になっている面接対策について解説していこうかと思います。前提条件として、私は学生時代に研究発表や、海外へのインターンシップの経験があり、多少の英語でのプレゼン経験があったので、喋ることに関してはそこまで苦手意識はありませんでした。また親の関係で小学生4年生の時に1年ほど海外にいたこともあり、英語は得意でした。ただ、中高大と完全に日本語教育を受けていますので、みなさんとレベルとして大きく変わらないかと思います。


面接練習

 私の場合、面接練習の前にまずは情報収集をネットを中心に行いました。行ったこととしては、Kindle等で英語の面接対策本を購入したり、YouTubeで面接対策動画等を視聴しておりました。Kindle Unlimitedに登録すると、無料で面接対策本等を読めたりするので、是非登録することをお勧めします。自分の中でのお勧めは、「What color is your parachute」です。これは、現地でも最もお勧めな本として紹介されており、この本は毎年、その年の就活事情によって内容が更新されており、就活サイトを活用する細かいテクニックだったり、レジュメの書き方、給料交渉のことと、色々と載っているので一度読んでみることをお勧めします。ちなみに、2024年4月現在、日本のアマゾンのKindle本で2022年版が400円で読めるので、是非購入してみてください。以下にリンクを貼っておきます。

また、「The art of the interview」もおすすめです。こちらは、面接で頻出する質問に対する模範回答が載っています。ちなみには私は、この本の模範回答を少しいじった形で実際の面接でも答えたので、参考になると思います。こちらはKindle Unlimitedで無料で読めるので、興味ある人は読んでみてください。

こういった面接対策本ですが、面接で出てきそうな質問であったり、面接で良く使う英語の言い回しや英単語の勉強にもなるのでおすすめです。
 面接では限られた時間しかないので、事前に回答を準備し、簡潔に答えられる準備をしておくことをお勧めします。

エンジニア採用面接で良く聞かれること

 エンジニアの採用面接で自分がよく聞かれたことを以下に箇条書きします。

  • あなたのバックグラウンドについて。

  • 前職での役割について。

  • なぜこの求人に応募したのか。

  • この会社について知っていることは。

  • あなたを採用しなければいけない理由。

  • この会社に入った場合、あなたはなしをしてどう貢献できるか。

基本的に上記の質問はどの面接でも必ず聞かれます。特にバックグラウンドと前職での役割等は詳しく聞かれることが多いので、念入りに準備しといた方がいいです。マネージャー職に応募する方は、部下のマネジメント方法について聞かれるので、そこも準備しておいた方がいいです。私もマネージャー職に応募したことがあるのですが、マネジメント経験について聞かれ、私の部下はみんな勤勉で特に何もすることがなかったと答えたら普通に落ちてしまいました。いま考えたら、嘘でもいいから適当なことを言っておけばよかったと反省しています。完全に準備不足でした。皆さんは、もしマネージャー職で応募する場合は、よく準備しておいた方がいいかと思います。

まとめ

 アメリカの大学に所属している人は、大学で面接練習を受けれたりするので、正直、私のように、いきなり英語面接を受けるのはかなり難易度が高いと思います。ただ、アメリカ人は正直そこまで語学力を大事にしていなくて、専門性が高く仕事ができる人を採用します。奥さんの大学もアメリカでは非常に有名なのですが、同じ研究室のポスドクのインド人や中国人の知り合いは、正直文法も適当で何を言っているのか私でもよくわからないことが多々あります。ですので、多少英語力が低くても、専門的な能力があれば、全米トップ大学のポスドクにもなれるということですので、面接でもとにかく自信を持って言い切るぐらいがちょうどいいと思います。てか、アメリカ人は自信を持つことを大事にします。役所とか公共サービスの人は知らないくせに、自信を持ってものを言ってきますので、それが嘘かどうかなどはアメリカでは気にしていないのだと思います。w
ですので、皆さんも自信を持って法螺吹きになったつもりで面接に挑んでもらいたいなと思います。
 今回は以上になります。次回は取得しておいた方がいい資格について書こうかなと思います。

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