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コンフォートゾーンを飛び出し続ける

第1四半期ももう終わる頃だが、業務目標に加えて、個人の年間目標を早く立てろと急き立てられ、なんとか絞り出した。
個人目標は、部門の業務スコープになるべく即したものが望ましいが、個人のディベロップメントに寄ったものでも良い。
ハードスキルにするかソフトスキルにするか迷った末、「グローバル環境でのセルフコンフィデンスを高める」というような柔らかい目標にして、上司と合意した。

なんとか最初の1年を生き延び、ある程度の自信につながったとはいえ、丁々発止の議論やソーシャルな場面、臨機応変な対応が求められる機会では途端に尻込みしてしまう。声も小さくなり、それがさらに自信のなさを助長してしまうし、なるべく避けて通っている。
私個人の性質も理由としてあるのだが、やはりグローバル環境で振る舞い慣れていない、というハンディがあると思っている。

上司やチームメイトは文化習慣の違いを汲んでくれてはいるが、いつも理解がある人に恵まれるわけではない。
今後のキャリアを考えた時に、いつかまたラインマネジメントをする機会が来るなら、いまのうちに鍛えておきたいし、自分自身をアップグレードしたいとも思う。

昨年、怒涛のような荒波に常に揉まれ、感情が大きく揺さぶられ、涙を何度も滲ませながら自分自身を奮い立たせた1年だったので、「今年はちょっとゆるくいきたいよ」と思っていたのだが。
上司のミッション(というより趣味)が、「チームメンバーをコンフォートゾーンから追い出しまくる」というものらしく、漏れなく私も、ようやく浸かれる温度になっていた湯を飛び出さなければならない。

とはいえ、私自身の心を守るために、誰かに「間違いだ」と言われても、譲れない判断がある、ということは上司に伝えた。(伝える際に昨年の出来事を思い出していたら涙が出てきた。私、泣き過ぎではないか?)
もっと上手でしなやかな「かわし方」、あるいはスピークアップの方法が課題なのは認識している。

自分が得意なことをチームにも還元しつつ、苦手なことに勇気を出して取り組む年になりそうだ。


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