堕ちた透明。 3 H I N A 2018年6月17日 01:02 如何して、水に触れることはできないの。洗面台に張った水が僕の指の間を通り抜ける。 触れたい。触りたい。触れたい。触りたいよ。消えないで。流れていかないで。落ちないで。堕ちないで。オチナイデ、 無灯火の夜。 嗚呼、全部 間違いだったのかな。 この日の夜、僕は無くなった。 この日の夜に、僕は無くなった。 あの水のように透明になって 透明に。 #詩 #poem #小説 #生きづらさ #cakesコンテスト ダウンロード copy #小説 #詩 #生きづらさ #poem #cakesコンテスト 3 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート