自分探しは、もうおしまい
私は、2年半くらい前に正社員で働いていた会社を辞めました。
仕事も好きだったし、周りの人も好きでした。
なので、とても迷いましたが、このまま惰性で続けても自分のためにはならないと思ったのです。
今思えば、なんか色々疲れてたのかな…とも思えるのですが。
きっかけは、顔面神経麻痺(ハント症候群)になったことでした。
ある日突然くるんですよね。びっくりしました。
自分が感じていないところで、カラダとココロに負担になっているものがあったのだと思います。
そこで、自分と向き合わざるおえなくなったというか…
このまま続けていくのは無理なんじゃないか…と思い始めました。
そこから自分はどうしたいのか、どうなりたいのか。
ひたすら、気持ちのままに動いてみた気がします。
でも、2年色々やってみて、今行き着いたのは、
「自分のままでよかったし、もともと自分は自分だった」
というような、何だか当たり前のようなことが腑に落ちました。
何か特別なことをやらないと自分は幸せになれないとか、満足できないとか、そんなことはなかった。
大きなことをやること、何か大きな結果を出すこと、そんなことが大事なんじゃないんですよね。
目の前のことを自分なりに楽しいと思えれば、それで充分幸せだということ。
もちろん、大きなことを成し遂げることに幸せを感じる人もいます。
それはそれで、すごいなぁと思います。
でも、私は別にそんなのいいや(笑)と思う人間です。
美味しいお酒と料理を人と楽しくいただける時間が至福だし、お天気のいい日にお布団を外に干せるのが嬉しいと思うし(笑)
それで十分。それが十分。
決して妥協ではなく、本当に自分がそれで納得いく、腑に落とせるかどうかが大事なんだと思います。
単純にそのためには、色々やってみないとわからないということなんです。
やってみて納得できているのと、やらずにモヤモヤしたまま妥協するのでは、自分の内面が全く異なる。
その違いを理解することができました。
なので、何でもやってみることは大事。
体験してみて見えてくるものがあります。
自分はこれからも変化し続ける。
だから、自分探し・自分と向き合う時間というのはきっと終わりがないのだけど、今は何か一つ大きなヤマを越えたような感覚です。
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