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仕事が続かない人間で〜す

2015年に大学を卒業しまして、
今年の4月でついに【社会人10年目】になります
まじかよ……

私が新卒カードを使った場所は、幼稚園。
ピアノやダンスが上手で画用紙でなんでも作れて
「ちょっと遅れ気味の子」をサポートできる
素敵な先生になりたかったけど……無理でした。

その幼稚園が小規模すぎたのもあって同期がいなかった&要領よく立ち回ることが全くできなかった私は周りをイライラさせてしまい、
子どもたちに会うのも幼稚園に行くのも怖くなり
ご飯を食べられなくなり、毎朝出勤前に号泣する
という状況だったので4ヶ月で辞めました。

退職後は「事務職やりたいなー」と思ったのですが
大学でも保育しか勉強してないし、
パソコンなんて卒論でしか触ってないし……
でも事務やりたい……と思っていたところ
フランチャイズ保育園の本部事務の求人を見つけて
そこに応募してみました。

しかし面接で
「あなたぁ〜!保育の仕事を辞めちゃうなんて勿体ないわよ!!♡幼稚園っていう環境が合わなかっただけ、きっと保育園なら絶対うまくいくから!!ねっ!?♡♡」

優しい圧に押され、
なんか勇気が湧いてきたので保育士やってみることにしました。でも日々仕事をする中で

「保育そのものがあまり好きじゃない気がする」
「子どもと関わるより、書類つくるほうが好き」
「裏方の雑務ばっかり永遠にやっていたい」
「頭脳労働っぽい仕事のスキルをつけたい」

という気持ちが大きくなり、
「挑戦するなら若いうちだろう」ってことで
改めてパソコン仕事を目指すことにしました。
(2017年、社会人3年目でした。)

そこからはもう5~6年くらいずっと
色んな場所で業務委託として働いてました。

最初はファイルのコピペ+αだけでできる仕事、
次に(病んですぐ辞めたけど)ヘルプデスク、
ヘルプデスクは二度と嫌です!と訴えてデータ管理の仕事を任せてもらったり、
もっとExcelスキルつけたいです!と訴えてPMOっぽい仕事をさせてもらったり、
色々やっておりました。

その間に所属会社ごと変える転職を2回したし、
同じ所属会社の中でも現場を何度も転々としました。

そして、だんだん「困りごと解決系の仕事ではなく、開発とか何かをつくるような仕事がしたい」と思うようになり、思い切ってパートに転身してWeb制作の勉強をした期間もありました。(独学だったので結果は惨敗w)

なので、わたしの履歴書には
3年以上継続の職歴がひとつもありません……

そろそろ履歴書に職歴を書ききれなくなってきた!やばいぞ!!

今いる会社では、ちゃんとWeb制作について教えてくれる先輩がいる環境なので少しずつ独学での失敗を取り戻しているような感じです。願わくば、今の会社で長く続けられたらいいなぁ……


私としては
「この会社に入ってなんだかんだ10年だわ〜」
みたいなことを言える人めっちゃ偉いと思うし、
辛い時期を乗り越えて同じ仕事をずっと続けてる人は本当にすごいなぁって羨望の目で見ています。

でも意外にも、そういう人から
「行動力があってすごい!!」
「新しい場所に毎回適応できてすごい!!」
なんて褒めてもらえることがあって、正直めちゃめちゃびっくりしています。

自分のことを「仕事が続かないダメな奴〜w」と思っていたけど、案外どんな短所も裏返せば長所にできるのかもしれません。

そして私自身、たくさん職場を移り変わる中で
自分の得意なことや苦手なことが分かったし、
その職場でしか学べなかったことを学んだし、

新卒からしばらくの間は要領の悪さを指摘され続けていたのに、今では「仕事ができる」って言ってもらえたり「Excel得意だよね?」「文章得意だよね?」という感じで色々任せてもらえる場面も増えてきたり。

結果的に「あの時、無理せず次のステップに移ってよかった〜!」と思うことばっかりです。(辞めたことを後悔した職場、振り返ってみればひとつもないです。。)

相変わらず自分の履歴書を見ると
「堪え症のない奴だ〜!」と思いますが、
ひとつひとつの経験を重ねてきたうえでの今の自分なので、「まぁ、いっかw」と思ってます。

ひとつの職場で頑張るもよし、
ひとつの道を極めるもよし、
でもそれが苦手な場合は色んな道を旅するもよし。

生まれてきちゃった以上、お金がないと生きられないので(そして生まれてきたことや人生にお金が必要不可欠なことは自分の意思で選んだことではないので)、「仕事=つらいこと」の図式は
できる限り、ぶっ壊れて欲しい派です!!!

「お金を貰うことって、そういうことです(耐えられないくらい嫌なことでも我慢しなさい)」みたいな窮屈な言説は滅びろ〜!うぇいうぇ〜い!!!!

「仕事」が少しでも、
自分をイキイキさせるための手段であったり
自分の能力を開花させ、活かせる場所であったり
自信をもてる居場所のような存在でありますように。

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