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未来の青写真|ライフプランが描けたら人生はもっと楽しくなる

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✔ ライフプランは人生を窮屈にするのではなく、可能性を広げるもの
✔ 人生のプランニングができれば、将来の不安はほとんど解決する
✔ 未来をシミュレートするのは思った以上に楽しい

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日々の生活の中で、将来に漠然とした悩みや不安を抱えている方は、少なくないんじゃないでしょうか。

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「結婚後の生活水準はどうすればいい?」
「子供は何人? 教育費にはいくらかかるだろう?」
「家族で年1回、海外旅行に行きたいけど・・・」
「気に入った分譲マンションがあったら買える?」
「老後のお金は大丈夫?」etc.

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僕はというと、結婚前に彼女(今の奥さん)に連れていかれた『ほけんの窓口』で初めてライフプラン表に出会って。
共働きだし余裕余裕!とばかりに理想を詰め込んだら世知辛い現実を痛感したのを今でも覚えています。
でも、この経験が自分の未来としっかり向き合うキッカケになったのも確かです。

ここでは、そんなライフプランのお話と、僕が自作したシミュレーターの紹介をしたいと思います。
記事後半でシミュレーターの体験版が無料でダウンロードできますよ。

1.ライフプランとは

ライフプランとは、「金銭面にフォーカスを当てた人生設計」
人生を思い描いた理想の将来像に近づけるために、お金をどう調達し、どう使うか計画した、未来の青写真。

人が一生のうちに手にするお金は、働いたり相続によって得られたり多様ですが、基本的には有限です。
それを、日々の生活や、自分や家族に起こる様々な出来事(結婚、出産、進学、住宅購入など)に割り振っていくわけですが、その過程で理想と現実のはざまに立つ人は少なくないと思います。

わかりやすく言うと、「理想を全部実現しようとすると、お金が足りない」ということ。

じゃあ、アレもコレもあきらめないとダメなのか!というと、そういうわけではなくて。
何かを決め打ちして取り掛かると、それがダメになったときに途方にくれたり、下手をすると取り返しがつかなかったりすることはよくあります。
でも本当に決め打たなければいけないことなどそうそうなくて、実際には色々なことを選べるものです。

人生にも正解はなくて、これがベスト!と思っていても、少し目線をズラせば同じくらい魅力的な“可能性”は必ず見つかります。
ライフプランは、そうした可能性を広げるものだと僕は考えています。

2.ライフプランを作るメリット

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ライフプランで可能性を広げるメリットには、大きく2つあると思っています。

▷ メリット①:人生の優先順位が見えてくる

可能性は、いわば選択肢です。
選択肢が並ぶと、そこには自然と優先順位が出てきます。

ここでみなさん、考えてみてください。
人生の優先順位づけをしたことはありますか?

自分にとって一番大切にしたいものは何でしょう。
仕事ですか? 家族ですか? お金? それとも健康?

どうです? あまり考えたことないんじゃないでしょうか。

ひとつのことにフォーカスが当たっていると、優先順位について考えることはないと思います。
だって、それしか選べないから。
限りはあれど可能性が広がっているからこそ、自分にとって何が大事で、何に優先して時間を割き、何にお金をかけるべきかが見えてきます。

▷ メリット②:物事の等価交換関係が見えてくる

人生の優先順位が見えてくるとはいえ、必ずしも全部が全部、キレイに順番がつけられるというのも滅多にないでしょう。
甲乙つけがたかったり、良い点と悪い点おしなべて考えるとそう変わらなかったりといったことが、なかにはあるはず。

でも、それでいいんです。

「何かを得るためには何かを手放す必要がある」逆に「何かの代わりに何かを得られる」、それが分かっているだけで、心にゆとりができませんか?
アレがダメならコレがある、なんとかなるさと思えるだけの“物事の等価交換性”は、可能性が広がるほど見えてきます。

▷ プランが不安を払拭する

ここでひとつ、名言をご紹介しましょう。

不安は自由の眩暈(めまい)である。
Anxiety is the dizziness of freedom.

━━━ セーレン・キルケゴール(デンマークの哲学者/1813-1855)

いかにも哲学的ですが、その解釈は「自由であるということは、何も決まっていないという点で“無”と同義である。人は“何も無い”ということに不安を覚える」ということだそうです。
立ちくらみがして不安になることがありますが、それを眩暈と表現しているわけです。

プランニングは、意図して計画することであり、何かを決めること。
そして“決まり”を作っておけば、それが心の拠り所になる。
不安のほとんどは解決する
はず。

なにもはじめから完璧に練り上げなくていいんです。
優先順位と、等価交換の関係性が見えていれば、後から軌道修正はできるんですから。

3.ライフプランはどう作る?

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結論、自分で作るのが一番です。

▷ 無料のシミュレーターは、一応ネットにある

「ライフプラン」「シミュレーション」「無料」といったキーワードで検索すると、簡単にヒットします。
しかも、結果を見るのにスマホなら片手入力で1分もあればOK。

でも、楽なのには楽な理由があります。

ユーザーの入力の手間を省くためにシミュレーターに前提条件が組み込まれていて、たとえば車の買い替え費用や家族旅行の予算、ものによっては日々の生活費まで勝手に決められていることも。

これを頼りに人生設計するのは…少し冒険な気がしませんか?

▷ ファイナンシャルプランナーに相談する手も

昨今ではプロのファイナンシャルプランナーに無料で相談でき、ライフプラン表も作ってくれます。
なんで無料? テキトーに済まされない?と心配に思われるかもしれませんが、そこは大丈夫 ―― 無料相談の過程で保険や投資商品の成約につながると彼らに手数料が落ちる仕組みになっているので、ちゃんと相談に乗ってくれます。

ただ、そんな仕組みではあるので、考えなしに相談しに行くと「保険や投資を勧められるだけで終わった」なんてことも。
もちろん、そんなファイナンシャルプランナーばかりではないと思いますが…

▷ 結局、適度にカスタマイズできるものが一番

僕自身、色んなツールを試したり、プランナーのところに足を運んだりしましたが、結局のところ自分でシミュレーターを作りました。

外部のツールは、それ自体は他のサービスへの導線に過ぎず、そこから保険や投資商品やアドバイザリーなどにつなげるためにストレスがかかっているような気がして。
もちろん、それ自体はけして悪いことではなく、むしろ新しい発見があったり有益な面もたくさんあります。

個人的には、フラットな目線で作られていて、それなりのカスタマイズ性はあるけど何でもかんでも自分で設定するようなメンドクサさはない、そんなシミュレーターが一番だと思っています。

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まずは自分なりに作ってみて!
色々考えたりプロに相談するのは、それからでも遅くない。
シミュレートしてたくさんの未来予想図を見れるのは、思っている以上に楽しいですよ。

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そんなわけで、僕の自作シミュレーターのご紹介です。

有料版では、子供の教育費の金額を自由に設定できます。
また、下のイメージのように、イベントによる支出や投資による積立、住宅を購入した場合の収支(ローンの支払いや控除制度による税負担軽減など)をライフプランに組み込むことも可能です。
ネットから無料でダウンロードできるExcelのライフプラン表より自由度や応用性は間違いなく高いと思います。

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ご興味があれば、下のリンクからダウンロードしてみてください。
本ツールがみなさんの人生設計の一助となれば嬉しいです。


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