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風の門を開くタイ古式マッサージ

当店のメニューはふたりで行うタイ古式マッサージと、ひとりでもできるタイ古式セルフケアです。後者の方はタイ古式マッサージを数回受けたことがある方向けで、私と一緒に何度かお試しいただいた後は、ご自宅で好きな時に自由にできます。
私は身体のことを学ぶためにピラティスを習っています。ダンスも好きなので、ピラティスとダンスを組み合わせた超絶ハードなピラダンスのレッスンにも通っています。そんなエクササイズやトレーニングの合間に、タイ古式セルフケアを挟んでいるので、ハードなピラティスも続いています。ここ最近、お風呂の後にセルフケアを習慣にしてみると、身体の柔軟性がグンとあがりました。でも、身体の柔軟性をあげるためにセルフケアを行っているのではありません。目的や意識は他のところにあります。一方、ピラティスにははっきりとした目的があります。身体の可動域を広げ、胸式呼吸で深い呼吸を意識します。ピラティスは身体の不具合や痛みを取り除くためのリハビリやトレーニングです。タイ古式マッサージやタイ古式セルフケアは、抜苦与楽や慈悲喜捨の行いですから、「身体作り」というよりは、考え方や心の持ちように重きを置いています。
身体には風門と呼ばれる頭や心に繋がる入口があります。タイ古式マッサージの中に唯一残っている技術で風を呼び、風が気に揺さぶりをかけて、頭にあることが下丹田へと降りていくことで、自分なりの幸せをお腹で認識するようになります。空(くう)の入口近くよりやってくる風の精霊が気に近づいてくると、余計な思考や妄想、悲しかったり苦しかった時の記憶や感情が半分になります。
「生きる」とは日々やることがあって、目的や目標に向かって歩むことで、そのプロセスを支えるのがタイ古式マッサージやタイ古式セルフケアです。仕事の合間、介護の合間、育児の合間、闘病中、就活中、試験や資格習得に向けて勉強中など、志半ば、何かと何かの合間、生きている日々に日常をタイ古式マッサージやタイ古式セルフケアで繋いでいくと、本来の目的達成により近づきます。つまり、タイ古式マッサージが幸せへの近道なのです。
タイ古式マッサージをやると、自分のことがよくわかるようになります。あなたのことを知っていて、あなたのことを教えてくれる風の精霊の存在を感じると、あらゆることが腑に落ちていきます。そして「色々あるけどこれから先もきっと大丈夫」という希望や期待が持てるようになります。
タイ古式マッサージとタイ古式セルフケアの実践の具体的な中身は「風の門を開く」です。風門を開くことで、自然な身体、自然な考え、自然な気持ちを大切にするようになります。ウインドチャンネルを開いて、センに触れて、風が気に近づきやすくなるための動きを繰り返していくと、思考や感情も連動します。呼吸も動きもすべて自由。好きなように動かします。風の門を開くこと以外に目的はありません。でも風の門を開くと、自然治癒力が働いて、さまざまな好いことに気がつきます。
どんな好いこと?
どんな可能性?
どんな希望?
忖度を考えず、損得が気にならなくなり、気が風になるまでタイ古式マッサージを続けます。その後、「私は私のままで大丈夫。今のままでも大丈夫」と、私や今が信じられるようになれば、タイ古式セルフケアへと移行します。タイ古式マッサージをやれば「私は大丈夫」になります。足るを知ると富を生みます。日常に日々に人生に時々タイ古式マッサージを挟むと、より好い幸せな毎日を過ごせるようになります。物事の考え方や捉え方、問題や課題の解決の方法、今後の課題、少し先の見通しや展望など、答えはすべてタイ古式マッサージの中にあります。すべてタイ古式マッサージの中にありました。そのことを私はこれからも伝え続けていこうと思っています。


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