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4/20 干し芋づくりの締め

干し芋用に干しているさつまいもにスズメが寄ってくる。売る前にスズメに食べられる。対策として、干しているハウスの外にスズメ用の干し芋を置いておく。ねっとりした干し芋はすごい勢いで食べるけど、固くなったB級干し芋は手をつけていない。スズメはおいしい干し芋の見分け方を知っているらしい。うまく干せなかったものは自分たちでおやつとして農作業の合間にいただく。甘くて美味しくて止まらない。食べすぎて口内炎ができる。暖かくなったら、冷やして食べる干し芋がアイスクリーム並みに甘くておいしい。これが文章でうまく伝わらないからか、売れ行きはそんなに。食べてもらえば分かるおいしさとは思う、でも、最近は中国からの干し芋が安く入ってきているから、なかなか値付けも難しい。雪が溶け、種まきが始まって、虫が出てきて、もうこれで干し芋も今年は終わり。スズメにももうあげられないので少し残念。でも野鳥に餌づけするのは良くないらしい。ここの畑は有機(を目指している)だからか、鳥もたくさんきている。スズメが来なくなったという農家さんもいるらしい。畑にホーホケキョや、チュンチュンが聞こえなくなったら、美味しいものがないということなんだろうか。この音がいつまでも聞こえるように耕したいと思う。


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