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母との会話

私は両親に鬱病と伝えた時から毎日母とビデオ通話をしている。生存確認のためだ。ビデオ通話といっても10分程度世間話や今日したことなどを話す(私はほぼ聞き専になっている)

体調が悪い時に母はいつも「何かあったらお母さんに言ってね、何でも相談してね」と言う。

母は自分にならなんとかできると思っているのか、
自分の子供にはなんでも相談してほしいのか、
私は親になったことが無いから分からない。

だからこの考え方はおかしいかもしれないが、どうせ話したところで何かが変わるわけでもないのにな。
といつも思う。


どうしたの?

どうもしてない、死にたいだけ。
自分のことが嫌いでたまらない。
生きているのがしんどいだけ。


そう言われて何が出来るというのか。
私にどんな言葉をかけようが私は救われない。
私にはどんな言葉も心に響くことはない。
死にたいと話したところで死にたい気持ちは1ミリも減るわけではない、ストレスが軽減されるわけでもない、そう言われた側は傷つくだろうし、誰も得をしない。


母は鬱病の私に対して
可哀想、絶対に幸せになってねという。

私はそんなに可哀想なのか。
私はそんなに不幸に見えるのか。

私は自分が可哀想だとか、不幸だなんて思っていないのに他の人からするとそう見えるのか。

分かってもらえるなんて期待はしていないはずなのに、
やっぱり分かるわけがないという事実を目の当たりにするとなんというか、胸が苦しくなる。

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