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#132 めざせ!えほんセラピー犬。【司書編】よみきかせ『すいかのたね』『ブルくん かなちゃん いもむしくん』『あかいじどうしゃ よんまるさん』図書室ポータルサイト

2年生のクラスでよみきかせしました。
『すいかのたね』さとうわきこ 福音館書店

引用『すいかのたね』さとうわきこ 福音館書店HP

出版社からの紹介:
ばばばあちゃんが、すいかのたねを庭にまきました。
それを見たねこが掘り出してしまいますが、ただの種だったので「つまらない」と庭にうめもどしてしまいます。
いぬ、うさぎ、きつね、ばばばあちゃんがみんなが同じことをしたので、とうとうすいかのたねは「いいかげんにしろ」と怒り出します。
そんなたねを「大きくおなり」と、ばばばあちゃんが叱りつけたものだから、さあ大変。
悔しくがって勢いよく育ったすいかが、ぐんぐんつるを伸ばし始めたのです!

感想:
野菜を育てている2年生。
すいかを育てている2年生は、いませんでしたが「おばあちゃんの畑にある」と教えてくれました。
まさに、ばばばああちゃんのすいか!
大きなすいかで部屋中が埋め尽くされたら⁉(笑)
貸出となりました。

3年生のクラスでよみきかせしました。
『ブルくん かなちゃん いもむしくん』ふくざわゆみこ 福音館書店

引用「ブルくん かなちゃん いもむしくん」ふくざわゆみこ 福音館書店HP

出版社からの紹介:
犬のブルくんと女の子のかなちゃんは大の仲良し。
ふたりが庭で遊んでいると、かなちゃんがいもむしをみつけました。
かなちゃんは箱にいもむしを入れて部屋で飼うことにします。
でもブルくんはいもむしが苦手。
そんなブルくんの目の前で1匹のいもむしが逃げ出し、壁をのぼっていきました。
かなちゃんはちっとも気がつきません……。
最初はいもむしに夢中だったかなちゃんですが、いつのまにかその存在を忘れてしまい、何日もたってしまいます。
そんなある日、ブルくんとかなちゃんが部屋で遊んでいると、何かがひらり! と飛んできました。
「わあ! ちょうちょだ! ブルくん、ちょうちょだよ!」。
いもむしがちょうちょになっていたのでした!
目の前のことにすぐに夢中になる虫好きのかなちゃんと、ちょっと繊細な性格で虫が苦手なブルくん。
ふたりのいもむしへの接し方は対照的ですが、子どもたちの中にもかなちゃんのような子、ブルくんのような子、それぞれいることでしょう。
ふたりに気持ちを重ねながら、最後に驚きと喜びを味わえるお話です。

感想:
note記事でルナちゃんが紹介した雑誌です。
初版年月日: 2007年09月01日。

そしてこの度、初版年月日: 2024年02月10日。
雑誌からお陰様で出版の運びとなりました!
これも一重に、愛読者様の努力の賜物!
出版社様へ熱い想いを届ける、多くの人が届けることが出来た絵本。
嬉しいですね。(拍手)
司書も大ファンです。
ブルドッグは、少々お顔が…貫禄があるので、構えてしまいます。
(ブルドック愛犬家様、すみません)
しかし、ブルくんはそのイメージとは真逆で、愛嬌たっぷりです。
街でブルドッグたちに出合ったら、なでなで出来そうです。(笑顔)

かなちゃんの年相応の無邪気さと我が道を行くところも、自分を見ているようで親近感が湧きます。(笑)
貸出となりました。
借りてくれた男子は、保育園で「かなちゃん」と先生から呼ばれていたそうです。(笑顔)

こちらは姉妹品です。

初版年月日 : 2003年04月01日
初版年月日 : 2015年04月01日

この雑誌は、どちらも品切れです。
残念。
図書館でご利用下さいませ。
おススメです。

1年生のクラスでよみきかせしました。
『あかいじどうしゃ よんまるさん』堀川真 福音館書店

引用 福音館書店HP https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=1368

出版社からの紹介:
赤い年取った自動車の「よんまるさん」は、エンジンはなかなかかからず、穴はあくし、ボンネットははずれそうになるし、スピードもでません。
でもでこぼこ道では強いエンジンをふかして本領発揮。
しかし持ち主に赤ちゃんができたことから、小さな「よんまるさん」は手放されてしまいます。
しかし最後には強いエンジンを生かした赤い元気なトラックに生まれ変わるのです。

感想:
「よんまるさん」が手放されて、街に到着します。
二人のおじさんが、ガレージで「よんまるさん」を解体します。
このシーン、1年生にはショックだったかな?
みんな息をのんで見守る。
心配している。
ドキドキ感。
「あ、こわされるんだ」男子一名が、遂に言葉にしてしまいました。
子どもたちの緊張が、こちらにも伝わってきます。

次のぺージです。
『おじさんは、エンジンを丁寧にふいてからもとに戻しました。』
子どもたちの安心した溜息が聞こえてきそうです。
生まれ変わった「よんまるさん」。

引用 福音館書店HP https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=1368

ホッとした子どもたちは、早速「借りたい」と貸出ジャンケンとなりました。

福音館書店様の本は、いつの時代も子どもの気持ちを鷲掴みです。(笑)
いつも感謝しております。(幸)
出版社様のお力で次々とこの世に生まれてくる絵本たち。
どの本も大切に確実にひとりでも多くの子どもたちへ手渡したいです。
学校司書さん、頑張れ!

本日も記事を読んで頂き誠にありがとうございました。(感謝)
そろそろお時間となりました。(悲)
またのご利用を心よりお待ちしております。(合掌)

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