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龍の樹の見つけ方

神社の中を散策していると
「龍」を感じる木に出会う時があります。
龍神は水辺以外の
木にも宿ります。

どんな木に龍を感じるのか
ポイントをお話しながら
私が感じた龍の樹や
龍の宿る木の見つけ方を
ご紹介していきます。

もしかしたら
あなたの近くの木にも
龍が宿っているかも知れません。

勢いが欲しい時や
迷いを祓いたいときなど
龍は大きく流れを変えるパワーを
与えてくれます。

龍のパワーを木から感じてみましょう。
そして、あなたも龍の樹を探してみましょう。

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1)海の龍~大分県

すごい場所にある鳥居ですよね。
こちらは大分県の「奈多宮」~なたぐう~
海岸スレスレにある海の神社です。
潮風が鳥居からご本殿まで
気持ちよく吹き抜けていきます。

さざ波の音と潮風に
全身が清められていきます。
荒々しいのも海の神様らしいです。
こちらに龍の樹がいらっしゃいました。

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奈多宮の正確な創建は不明で
776年くらいと言われています。
宇佐神宮の別宮として関係が深い神社。

ご祭神
比売大神
応神天皇
神功皇后

姫神が降り立ったとされる
岩場に赤い鳥居があって有名なのですが
私は境内にある
ご神木を初めて見た時
「龍の樹だあ!」
と声に出してしまいました。

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分かりますか?
とぐろを巻くように天高く
伸びています。
木の周りも何メートルあるのか
大人数人でないと手が回りません。

どっしりとした幹がとぐろを巻いている
ような木は龍の波動があります。

見上げているだけでも
力が降り注いでくるようです。
とても写真には入りきらない
大きさに驚かされますね。
上から目定めされているような
気持ちにもなります。

写真を見つめていると
伝わってくるエネルギーがありますよ。

海龍なので荒々しくも
堂々とした氣を受け取ることができます。

それでいて懐が深く、やさしくて大らかな
エネルギーを受け取れると思います。
緊張するお仕事の方には
龍の樹のエネルギーがピッタリですよ。

大きな懐に寄りかかれる安心感があります。

龍の樹にはいくつかタイプがあります。
どんなタイプがあるのか
次に説明しますね。

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2)龍の樹のタイプ

龍の樹の特徴として
*ありえない方向に曲がって伸びる傾向
*うねりながら伸びている
*とぐろを巻いている
*水辺の木
*水神を祀っている境内の木
*超大木
*形が龍にそっくり

などがあります。

もう少し詳しく説明すると
不自然な曲がり方や伸び方をしている木は
なんらかのエネルギーを受けていたり
発していたりすると考えれらます。

採光のため枝葉を日の当たる方へ
伸ばしていくのは分かりますが
明らかに雰囲気が違います。

日が当たっているのに
どうしてその方向へ伸びるのか
不思議過ぎる木を見つけたら
龍の樹の可能性が高いです。

↑上の木と
↓下の木は同じ木です。

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根を引きずるように空へ空へと伸びる木。
この木からも龍の氣を感じます。

あり得ない方向へ
引っ張られるように伸びている木

龍の樹かも知れません。

↑この龍の樹は大分県宇佐神宮の御霊水の辺りにいらっしゃいます。

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渦を巻くように
うねりながら伸びる木

龍の氣を感じます。

境内の木のうねる方向に
規則性があるか観察してみるのも
面白いですね。

エネルギーの流れを目で見れるのも
龍の樹の凄い所です。

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【茨城県 こうもう神社 門の宮のイチョウ】↑

樹齢が500年超えの
超大木級のご神木も龍の樹です。
↑と↓はどちらも水神を祀る神社の
ご神木です。

迫力がありますよね。
ただの大木ではない「神々しさ」を
感じるご神木です。

圧倒的な存在感に人の小ささを知る
ご神木との出会いは驚きに満ちています。

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【千葉県佐原市 諏訪神社】↑

物語の中でも
しゃべる木が時々登場しますが
そんな雰囲気のあるご神木ですね。
まるで森の賢者のようです。

長い長い歴史を生きて
人々の生活を見守ってきても
時代と共に
参拝する人が少なくなり
存在を忘れられていく・・・

そんなご神木もいます。

人知れずひっそりと祀られている神社に
龍の樹がいらっしゃる場合があります。

両方ともまさかこんなすごい木が
あると思って行った神社ではありませんでした。
マニアックな神社も訪ねてみるのもおすすめです。

根が異常なぐらいうねっている
生き物のような根

再生を繰り返し大木になった木

は龍の樹かもしれません。

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3)気仙沼の龍の松

龍に似た形の木は全国に
いくつもあると思います。
その中でも「現れた」と言われている
龍の松が宮城県気仙沼市にあります。

東日本大震災の時、津波に流されて
幹などの形が龍のようになった松です。
龍が昇っていく様子が復興のシンボルにもなりました。

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すごいですね。
震災で傷ついた人を勇気づけるために
現れたようです。

痛みがひどくなり
枯れてしまいそうだったのを
復興のシンボルとして
長期保存の加工を施し
市が護ってくれているそうです。

よく石や木が信仰の対象となって
それが神社になる話が
日本には数多く残っています。

こうした人々の心を動かすような
出来事が信仰を生むのでしょうね。

鹿児島県には通称
「釜蓋神社」という釜の蓋を頭にのせて
参拝する神社があります。

その昔、天皇のご飯を炊いた釜の蓋
を祀ったのが始まりだそうです。

そういう
「敬う心」を知ると微笑ましいし
日本人の心の純朴さを感じて
嬉しくなります。

日本に生まれて良かったなと思います。

神社や海のそば、湖のそばに
龍の樹がないか
ぜひ探してみてくださいね。

私もまだまだ探しますよ!

ご神木&ご神水専門家
日本かみさまアカデミー
香坂琉月オフィシャルブログ
↓「人と神様をつなぐ」アメブロ

https://ameblo.jp/1122ro/

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