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シゴトの迷宮 1


シゴトの迷宮 1

いや、なんで真冬に真夏の話をっ!
(話のつながりがよいので)

むかし、新聞奨学生でした。
新聞屋さんに勤めながら学校に通うというアレです。
そのことを思い出して描きました。
(主人公は私自身ではありません)
「暑い」「寒い」はなかなか大変でしたし、
特に「雨」が苦手だったなぁ。
大人になっても夜に雨音がすると眠れなかったり。

学校の入学金を新聞社に借りているので、
きつくてもやめられない。
(当時)かごの中の鳥と言われた所以です。

私は肌が弱いので新聞のインクで手が荒れました。
しわとかにインクが染み込んで荒れるんですよね。
だから真夏でも軍手をして配達してました。
ケアにしても仕事のやり方にしても、
工夫しようと思えばいくらでもできます。

店の先輩が「自分たちはセミプロだ」とよく言っていました。
本業はほんとは学生で、がっこに通うために働いてるけど、
シゴトもちゃんとやらなあかん、読者のみなさんが待ってはる、
みたいなことですよね。

私自身はやってよかったと思っています。
アレがあったから今の自分がいる。

今でもがっこに行くのにがんばってる人たちがたくさんいるはず。
がんばるってのは、仕事以外にもいろいろある。
みなさん、身体に気をつけてがんばってくださいね。

それではまた


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