みんなに知ってほしい！偶然を利用して幸せなキャリアを！
THE COACH ICPでコーチングを学んだ私は、ライフコーチでもありますが、実はキャリアコンサルタントでもあります。コーチングより先に学んだキャリアコンサルティングの資格取得の旅ではたくさんのことを得ました。コーチングと同じく、私にとって大切な学びでした。
先日、ジョン・D・クランボルツ博士の理論についての知識をアップデイトする機会を得ました。この理論を多くの方に知ってもらいたいなぁと思ってこのNoteを書いています。
※ここからはキャリアコンサルタントをキャリコンと略してお話します。
偶然から幸せなキャリアにたどり着くってすごくないですか？
何を知ってもらいたいかというと、この理論では、偶然の出来事に意識的に取り組めば、幸せなキャリア、自分の望む仕事ライフにたどりつくと言っている点です！
小さなころから望むお仕事につけた人、大好きな趣味が仕事になった人、そういう人は少数派かと思います。
もっといい仕事ないのかな（なんか不満）。
この仕事、私に合ってないんじゃないかな（なんか居心地悪い）。
多くの人は私の心の声のように感じながらもいやいやだと言いながらも現在の職場で働いているのではないかなと思います。
だって、生活もあるしね。贅沢言っていられない（現実見なきゃ）。
努力が足りないのかな（私がダメなのね）。
ちゃんと仕事してないといけない（人がどう思うか気になる）。
こんな風に感じているのはかつての私だけじゃないとだろうなと思ってこれを書いています。そういう思いを今も持っている皆さんに知ってほしいと思ったのがこのキャリア理論です。
アップデイト
その理論とはハプンスタンス学習理論といいます。
先月受講したキャリコン国家資格の更新研修でこの理論についての知識を更新（アップデイト）できました。
私が資格取得時に学習したジョン・D・クランボルツ博士の理論は一つ前に発表された理論（プランド・ハプンスタンス理論）でした。さらに発展させた理論が発表されていましたと今回知りました。
そして新しい理論にも私が好きな要素、「学習」ががちりばめられていて、さらにパワーアップしているようでうれしくなりました。
（別のNoteに書きましたが、学習欲は私のストレングス第2位です）
偶然と学習
ハプンスタンス学習理論は、変化への対応力がより強く求められる現代に適したキャリア理論として注目されています。
ハプンスタンスとは直訳すると「偶然」という意味です。では、「偶然」学習理論って何？ って感じですよね。
変化の激しい現代においては、様々な予期せぬ出来事、予想せぬ事態に陥ることがあります。そんな時も、ただ偶然に身を委ねるのではなく、偶然を有益な出来事に変えるような行動をとることが大切という考え方です。
この偶然はチャンスにつながるかも、と感じ取れる感受性も大切になってきます。
もう一つ大切なのが学習。日頃から学びを継続していること、それが偶然をチャンスに変える、幸運に変えるキーとなります。興味を持っている分野の学びを続けるということも大切ですが、この理論ではあらゆる偶然からも学びを得るという考え方です。あらゆる偶然から就く事になった仕事、これは目指したキャリアではなかったとしてもまずはやってみる、そこからも学びを得る、早く失敗してまた学ぶ、それが大切という考え方です。
偶然の出来事からキャリアの幸運を作り出す方法
偶然の出来事からキャリアの幸運を作り出す方法の一例をあげてみました。
キャリアの悩みをあちこちであらゆる人に相談する。
↓
相談がきっかけで新しい事にトライする職に就くチャンスが巡ってきた。
↓
かねてからやってみたいと思っていた仕事ではなかったが職を得た。好奇心をもって仕事に取り組んでみた。
↓
色々失敗もしたが、たくさんの学びを得た。
↓
学び続けたスキルのおかげで認められ、さらに重要な仕事を任された。
↓
信頼され、長年やりたかった仕事を任されるようになった。
そうそううまくいくものかしら？？
と思った方もあるかもしれません。でも、私は思います。
\偶然を活かしていく力は、きっとあなたにもありますよ！/
キャリコンとしては、どうなったら満足したキャリアと感じるのかクライアントの想いに耳を傾けます。
また、偶然の出来事にうまく対処した経験などからの学びや教訓に気づくようにお話を聞いていきます。
クライアントに可能性があること、自信をもって良いことにも、クライアントの経験を語るお話から自ら気づいてもらいます。
さらに偶然が訪れたとき、チャンスに変わるかもしれないと見逃さないような感度をもってもらうようにも支援していきます。
行動していく障害となっている思い込みなどがあればその克服を援助することもあります。
私のハプンスタンス体験
3度転職しましたが、その中で経験した私のハプンスタンス体験についてお話させてください。
前職の外資に居た時に、人事業務もやってみたいという想いがありました。しかし、その日本法人は小さい組織で社長が人事も担当するという会社でしたのでチャンスは巡ってきませんでした。そんな中、英国人が社長になり、採用にまつわる手続きや書類のハンドリングなど日本語で対応が多く大変になってきたようで、社長から『ちょっと手伝ってくれる？』と言われ採用をお手伝いするようになりました。キャリアカウンセリングなども資格を取っていたので、従業員のメンタルケアや労務管理などと徐々に担当する人事範囲も増えていきました。その辺りから人の支援に関わる喜びを得て、今の私があると思います。
プランド・ハプンスタンス理論を学んだ時、これはまさに私のキャリア形成方法だと感じました。プランド・ハプンスタンス理論では、好奇心、持続性、柔軟性、楽観性、冒険心、この５つが大切なスキルとされていて、偶然の出来事をこの５つのスキルを使って偶然の出来事をキャリアのチャンスとしていく、そんな理論です。私のキャリアもそうして形成されたと感じています。
上記に語ったお話以外にも何度も「なんでまた私？」と思うような仕事が回ってきて困惑したり、怒ったりしました。結局は、「まぁ、やってみるか。」と持ち前の好奇心や楽観性など５つのスキルを駆使して取り組みました。
今回紹介したハプンスタンス学習理論との違いは偶然を受け入れるところは同じですが、偶然の出来事をチャンスに変えていく力を得ていく学習の重要さが増している点ではないかと思います。
キャリア理論を活用したコーチング
現在は、キャコンとしてだけでなく、コーチとしてもキャリア理論を取り入れることもあります。キャリアコンサルティングでは過去の実績などをよく見つめますが、コーチングでは「今ここの感情」を大切にしてキャリアについてお話を聞いていきます。過去の偶然の出来事から今何を感じているのかをしっかりお話いただくことで、より満足度の高いキャリアについてイメージをふくまらませていき、具体的な行動を起こしていく伴走をしていきます。
そんな私のコーチングにご興味を持ってくださった方は
是非、一度無料の体験セッションを受けてください。
下記のお問合せフォームからご連絡ください。
オンライン（ZOOM）
体験セッション 0円（45分）
継続セッション 500円（60分）
セッション対応可能時間
平日19:30～
土日祝7:00～（最終セッション19:30）
※3回以上継続してセッションするとより効果的ですのでお勧めします。
※副業はできないため、料金は寄付を前提としており、特別価格として低く設定しております。
※Happenstanceの日本語表記はハップンスタンスともされる場合がありますが、本Noteではハプンスタンスで統一させていただきました。
※2024/7/2 一部修正。
コーチングの学びの仲間が、お互いのNoteのフィードバックをし合う会を開いてくれました。そこで得た気づきを踏まえてNoteを編集しました。
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