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梅が香
梅雨の季節。
湿気が多くて気怠くなってくると、梅が香を焚く。
雨の日に、
予定が何もないと嬉しくなる。
じっとして、窓の外の雨の音を楽しむ。
『旱天慈雨(かんてんじう)』という言葉ある。
日照り続きに待ち望んでいた雨が降るという意味から、転じて、待ち望んでいたことが叶うことや、困ったときに助けに恵まれることをたとえていう。
「旱」はひでりの意。
「慈雨」はいつくしみ、めぐみの意味。
雨の音を聴くだけで癒される。
このところ、疲弊してしまった気持ちに滲みていくような。
そこに梅が香が薫ると、もっと深く癒される気がする。
鳩居堂の二階には、たくさんのお香があるのに、
なぜか梅が香に戻ってしまう。
今年は、銀座で桃のパフェが食べられないかな・・・。
今日も、都内の感染者は増えているようだ。
和光アネックスティーサロンにて。
書くこと、描くことを続けていきたいと思います。