黒文字

画像1 いつの間にか、朝晩涼しくなった。窓を開けると心地良い風が入ってくる。公園でどんぐりが落ちているのを見たら、母が使っていたお皿を出してみる気になった。もう、こんな季節だな。子供のためにせっせと作っていた麦茶も、そろそろ終わりだ。ひとりで香りの良い緑茶を入れて、栗を味わう。黒文字の楊枝で。黒文字とは、クスノキ科の落葉低木。芳香があり、楊枝や箸に使う。日本では、猟の獲物を神に供える際、この木の枝に挟むなど、神祭の木であったようだ。

書くこと、描くことを続けていきたいと思います。