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3DCGで推し活するBlender初心者が脱落せずに2ヶ月間でやったこと(1)

こんにちは、創作推し活をしているルナです。

5月初旬からBlednderを始めてから約2ヶ月間、今のところ楽しく続けることができています。

Blenderは慣れるまで操作が難しく自由度も高いので、序盤で挫折してしまう人が多いんですよね。

この記事では、私がBlenderを始めたきっかけの紹介と、これまでやってきたこと、なぜ続けられたかなどを語っていきたいと思います。

 

詳しい手順というよりは、大雑把に「こんなことしてました」的な感じで書いてますので、さらっとお読みいただければと。

Blender、3DCGを始めたばかりの方や、挫折したことのある方の参考になると嬉しいです。

 

ちなみに現在はスマートフォン向けゲーム「勝利の女神:NIKKE」のクリエイターコンテストに応募するために、推しキャラのモデリングをしています。

なんとか1枚絵もしくは1カットアニメーションまで作れたらいいなと考えています。
が、締切は今月末。どこまでできるのか…

水着ヘルムさん。まったく間に合う気がしない!w

なぜBlender(3DCG)を始めたのか?

まずは私がBlenderを始めた理由についてお話しておきます。

動機はモチベーションへと繋がります。
「なぜ始めたか?=何をしたいか?」を自覚しておくことはBlenderを続けていく上でもとても重要ですからね。

 

私は推しをつくる、創作推し活をしたいんです!

これまではAIイラストを1年ほどやっていたのですが、AIではなく「自分の手で創り出したい」と思うようになったことがきっかけです。

こういう感じのAIイラストを作ってました

AIとはいえ丁寧に作品づくりをしていたつもりでしたが、AIイラストってなかなか自分の作品って言い切れないところがあるんですよね。

それに、私の推しているNIKKEには公式が開催するクリエイターコンテストがあるのですが、それにはAI作品の応募ができなかったんです。

生成AIを使った作品は、エントリーすらさせてもらえません。

作品を愛し、推し活をしたい私にとってはかなり辛いことでした。

この悔しい想いは、私のモチベーションに繋がっています。

 

では、なぜイラスト(=お絵描き)ではなく3DCGを選んだのか?

昔からゲームなどで触れていて3DCGは興味があったし、キャラメイキングやMODなど、カスタムや改造の類はそれなりに経験がありました。(Sk◯rimとか)

また、過去に何度か3DCGアプリに挑戦して挫折した経験があります。
2000年代あたりに、Shadeとか六角大王、メタセコイアあたりは触ったと思います。
当時は操作を覚えるまでもなく、まったく続きませんでしたが、昔から興味があったのは間違いないですね。

 

最近では、VRやAIの影響もあります。

VRで人気のVRChatではクリエイターがモデリングしたキャラクターを持ち込むことができますし、MMDモデルをVR上で動かすのは楽しかったです。VR上で自分の作ったキャラクターが動くことを想像するとすごく楽しそうです。
もしかするとアバターを作って誰かに使ってもらえるような機会にも恵まれるかもしれません。

AIでは3Dモデルやモーションの作成もできるようになりつつあり、技術的なシナジーも大きくなってくると思います。

また、VRやAIを扱えるような、それなりに強いPC環境を持っていたことも理由の一つかもしれません。

そういった様々な背景があり、シンプルにイラストを描くよりも、3DCGを軸に幅を広げていく方が自分に合っているのではと思ったんですよね。

お絵描きはテクスチャを描いていく中でどうせやるようになっていくと思いますし。
今この瞬間は、3DCGのモデリングをやっていこうというイメージです。 

 

まとめると、私は推し活として創作活動をしたかった。
選択肢の中で興味があり、最も自分に合いそうだったのが3DCGだった。
無料で使えるメジャーなアプリがBlenderだった、ということです。

キャラクターモデリングを一通り体験してみた(1~2日目)

Blenderを選ぶ人は、モデリングがしたいという人も多いんじゃないかと思います。

私もBlenderで「キャラクターモデリング」がしたいと考えていました。

AI画像生成では叶わなかった、推しキャラを自らの手で生み出したい!

そのために、まずはYoutubeで初心者向けのキャラクターモデリング講座を探しました。
こんなときYoutubeは便利ですね、様々なクリエイターさんが初心者向けの動画をアップしてくれています。

  

私が選んだのは、検索でも評判のよかった、禅zenさんの「ワニでもわかるblender」シリーズです。

こちらの動画がめちゃくちゃわかりやすく、さらにキャラクターモデリングで必要な

・モデリング(成形)
・テクスチャ(色付け)
・スキニング(骨組み)

これらの工程を一通り体験することができるのですごくおすすめです。

「へー、3DCGでキャラを作るって、こういうことをやっていくんだ」というのがイメージできると思います。

 

ここでは完璧を目指すのではなく、
下手でもいいので全体の流れを把握すること
に集中するのがポイントです。

これから自分がやろうとしているのはどういった作業なのか、全体像を知ることが目的ですね。

球や円柱を組み合わせてモデリングをしていく

 

「いきなりキャラクターなんて難しそう」と思うかもしれませんが、
キャラクターを作りたいなら、キャラクターを作ったほうが面白いに決まってます。

教科書や取り扱い説明書のような、操作方法の説明だけ聞いても、つまらなくて覚えられません。

基礎練習だけでは、いつまで経ってもゴールにたどり着くイメージが湧きません。

アプリに慣れるまでは操作に手間取るので、楽しい作業でなければ続けることができません。

 

上手に作る必要もないですし、作業自体はそこまで難しくないので、まずは挑戦してみることをおすすめします。

モデリングで難しいのは大きさや形のバランス、点や線の配置といった細かいことなので、単にそれっぽい形を作るだけなら比較的簡単に進めることができるはずです。

私も操作方法がさっぱりわからない状態から始めて、ここまで作ることができました。

とりあえず、楽しみながら触ってみましょう。

 

Blenderはできることがとても多く、キーボードのショートカットキーもとても多いです。

操作に慣れるには2週間から1ヶ月ほどはかかると思います。

ですので、

「操作を覚えてから作る」のではなく、「作りながら操作を覚える」方が近道です。

その点で、動画コンテンツの解説を聞きながら作っていくというのがいい練習になると思います。

私が紹介している動画では、その都度操作方法もアシストしてくれているので、見ながら一緒に作れば何とかなります。

わからなかったりつまずいたら、戻ってやり直しもかんたんですし、高額な本を買う必要もありません。

めちゃくちゃ雑だけどなんとか形にできました

 

「ワニでもわかる~」シリーズは、モデリングで1日、テクスチャとスキニングで1日と、ここは2日間で駆け抜けていきました。

キャラモデリングの体験版みたいな感じですね。

 

なんか雑だしブサイクだけど、色も付いてるし、関節だって動く、可愛らしいキャラクターを作ることができた!

これ、めちゃくちゃ達成感あったんですよ。

「ワニでもわかるBlender」シリーズの禅zenさん、ほんとうにありがとうございます。

今も楽しく続けられているのはあなたのおかげです。

 

「よしよし、今回は挫折せずに続けられるかもしれない。」

そう思った私は、次の動画へと進んでいくのでした。

 

続く

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