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私の監獄日記⑥


これはわたしの実体験を記録したものです。
犯罪を誘発する目的ではなく、あくまでも私のような人を減らしたいと思い公開しています。
身バレ防止のため地名や細かい内容は曖昧にしています。
誹謗中傷のコメントは削除させて頂きます。
内容に関して、私自身のことについてはお答えできかねます。
拙い文章ですが読んでいただけると幸いです。


〜留置場での生活〜
夜にF県へ到着し、そこからは手続きだらけで落ち着く暇もありませんでした。
・指紋採取
・写真撮影
・服や携帯の撮影
・弁解録調書の作成
を全てその日のうちに行いました。
弁解録調書は、その時は全く分かりませんでしたが
‘自分の犯行についての認否‘
について記載する調書でそれを元に検察へ送検されるようでした。
普通であればすぐ当番弁護士というのを呼べるみたいですが
夜も遅かったため私はお願いすることができませんでした。
この時、弁護士の先生とお話ができていたら私はもっと違う行動をとっていたと思います。刑事手続についてあまりにも無知すぎて刑事の言う通りに動いてしまいました。

日付が変わって深夜に留置所へ着きました。
女性が留置できる施設が限られているため、比較的大きく新しい警察署へ移動しました。
女性の警察官に迎えられ、まずは全裸になり身体検査を受けました。
傷の確認や身長体重、持って来たものを確認され、お金や貴重品は預かるといわれました。
弁護士の先生を選任する用紙を記入し、私はお金がなかったため国選の先生をお願いすることになりました。
その日は遅かったため洗面をしてすぐに寝てと言われました。
その際使った歯ブラシや石鹸などは自分で購入するようでした。
ブラもつけることができず、下着も限られたものしか身につけることができず、とても不便に感じました。
幸い部屋は6畳ほどの中に扉付きのトイレと洗面台がある綺麗めな部屋でした。

ゆっくり休んでと言われても寝ることもできずずっと不安で早く夜が明けて欲しいとばかり思っていました。
次の日は10時まで寝てていいよと言われましたが寝れず、結局9時頃起き洗面をさせてもらいました。部屋の中には許可されたものしか置けず、洗面道具も全て留置係の方に取ってもらうようでした。
朝ごはんにロールパン2つとカレーパン(ヤマ⚫︎キ)をもらいましたが食べられず。
毎日3冊本を借りられるため、それをとりに行きあとは時間までずっと部屋の隅で本を読んでいました。
その日は検察庁へ行くことはなく、1日中何も考えられませんでした。

家族のこと、彼のこと、今後のこと、、、不安で誰が自分の味方をしてくれるのか、誰に相談したらいいのかもわからず、早く時間が過ぎて欲しいとばかり思っていました。これからたくさんの人に出会い、辛いことも待っているのに。

次回から取り調べ、送検など本題に入っていきます。
留置場の生活も併せて投稿しますね。

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