見出し画像

小話❷


かる〜く私自身のお話をしたいと思います。

逮捕される1年前に当時の夫とは別れていました。
世間体を気にする人だったので離婚しててよかったーと本気で思いました。
その反面、結婚していたらこんなことにはならなかっただろうなーとも。

彼とは東京で出会い、5年付き合った末に結婚。
当時はお互い上京者でいわゆるサークル飲みに参加したもの同士として仲良くなり付き合いが始まりました。
私は貧乏な苦学生だったため、バイト三昧な生活をしており、就職も海外に決まっていました。
就職前の遊びのつもりで一緒にいましたが、結局本気になってしまい何年もの遠距離恋愛が続きました。
そのため同棲もせず、そのままゴールインという形になってしまい、彼の本性を知らず結婚してしまいました。
が、どこかでこの人とはうまくいかないなあという違和感はありました(笑)

結局、仕事上のストレスを私にあたってきて、物は投げてくるわ、腕が真っ赤になるくらい引っ張られたり、裸足で外に逃げたこともありました。何度110を押そうと思ったか、、、
挙げ句の果てに女の存在を発見し、1回は許したものの、その女とすることで発散していたストレスや鬱憤を私に当たるようになり、DVはエスカレートしていきました。
実家が近くになく、知り合いもいない土地だったので逃げ場がなく本当に辛かったです。
若干モラハラ的なところもありましたね。なぜ5年もいて気付けなかったんだろうな。
離婚を切り出した時は、“子供作ろうと思ってた“などとアホなことを言い出して怒りより先に呆れてしまいましたわ。
こんな状態で夫婦をやっていけると思ってた旦那が信じられない。
結局1年半の別居生活を経てやっと離婚が成立しました。
長かった。

失敗した私がゆうのもなんですがちょっとした違和感見過ごしちゃダメです。

30歳を過ぎていろいろな経験をしましたが、後悔していることが本当にたくさんあります。後悔のない人生なんてないとは思いますが、少しでも減らすために自分がしたいこと、夢は諦めずハンデがあろうと幸せな人生を送りたいと思っています。
そんな私を後押ししていただけると嬉しいです。

次回からは留置場や拘置所で出会った人々について書いていこうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?