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ノーリスク・ハイリターンな言語学習

今日は、最近4言語目となる中国語を最近学び始めたことから、身にしみて感じている語学学習のメリットをお話ししたいと思います。

まず、私が語学学習に興味を持つようになったのは、大学入学後のことです。
必修である第二外国語に、私は文法が同じで覚えやすいということを理由に韓国語を選択しました。洋楽や洋画など、英語は日常生活でも触れる機会はありますが、韓国語は私にとって全くの新しい分野で、ゼロから始める言語学習がとても新鮮に感じたことを覚えています。
いざ始めてみると、文法や単語など日本語との共通点が想像以上に多く、英語よりもはるかに速いスピードで理解を深められることにやりがいを感じ、その後も継続学習を続けています。

そして今月から、新たな挑戦として中国語を学び始めることにしました。きっかけは仕事で香港人と関わることが増え、その人たちの文化をより深く理解したいと思ったことです。(香港人は主に広東語を使用していますが、現地の方の勧めにより北京語を学習しています。)

英語も含め、現在は3言語を学習中ですが、語学学習はノーリスク・ハイリターンな自己投資でいいことづくめだと考えています。

まず一つ目のメリットは、小さな達成感を日々の生活で味わえることです。
新たな言語を学び始めると、今まで雑音として横から通り過ぎていた音が、どんどん耳に入ってくるようになります。中国語学習をはじめ2週間も経っていませんが、内容を全く理解できなくても、知っている単語が聞こえるだけで小さな喜びを噛み締めることができるんです。また学んだ単語がドラマに出てきていたり、意味をわからずに呼んでいた外国語の料理名の由来に気がつくことができたり。私はそのような点と点が線で繋がる感覚を覚えた時、なんとも言えず嬉しくなります。

二つ目のメリットは、コミュニケーションの幅が増えるということです。
当たり前ではありますが、使える言語が増えるとコミュニケーションを図れる相手も一気に増えます。
これは流暢になるまで他言語を習得した人に限らず、学習初心者にも当てはまると思うんです。他言語圏の人が自分の言語の言葉一つを知っているだけで、会話が始まるように、単語ひとつが”きっかけ”を生み出してくれます。
私自身、旅行中で私が日本人だとわかると、”こんにちは”、”ありがとう”といったフレーズや、日本への旅行話などを話してくれた人々にたくさん出会ってきました。その人たちは必ずしも日本語が流暢というわけではないですが、そこから会話が生まれますし、自分の文化へ興味を持ってもらえたという事実だけでも嬉しくなるものです。同じように、私の拙い中国語の一文だけでも、中国語を話すシンガポールの友人は、大変喜んで褒めてくれます笑

ここまでメリットを紹介しましたが、最後に私が感じているデメリットを一つだけご紹介します。
それは、知っている言語が増えるほど、理解が深まるほど、わかる情報が増え、集中力が散漫してしまうこともあるということです。カフェで隣の人が話している、今まではただの”外国語”であった英語や韓国語が、今では内容まで入ってきてしまい、自分の作業に集中できなくなってしまうことがあります。
学習している言語であると、尚更耳を傾けてしまうため、そっちに気を取られてしまうことがありますが、ネイティブのスピーキングを聞けるいい機会だと思って耳を傾けています。

効率的な言語学習の極意、TOEIC〇〇点取得方法など、世の中にはたくさんの目標達成に向けた学習方法があると思いますが、一度ぜひ内発的動機付けとなることを探してみてその過程を意識してみてください。言語学習がどんどん楽しくなって、気がつくと多くを学べていた、なんて日が来るかもしれません:)

ここまで読んでくださりありがとうございました!

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