「愛のない商品」は選ばれないと思った。

そんな甘ったれたこといってるんじゃねえ!って言われちゃうと思うんですけど、すみません。

ちょっと言い訳させて下さい。

題名の件は、
「うんうん、だから愛着のないことや、苦手なことはやりたくないんだよ」をOKとしよう。

ということでは断じてありません。
本当にすみません、ごめんなさい。
わたしの勝手な信条でございますがお付き合いください。

私は仕事柄、新しい企画やプロジェクト、新しい商品やサービスに立ち会うまたは企画することが多くあります。

そのときに一つ大切にしていることがあります。
それは

「その商品には愛があるか」

です。

もう少し分かりやすく言うと「その商品はわたしたち作り手に愛されているか」を大切にしています。

当然じゃないか、とも思うかもしれません。でも実質作り手側でこれを共有するのは作りたてのチームではなかなか難しく、コミュニケーションやマネジメントの類がとても重要になると思います。


「大きく育て」とチームで願う力

ある商品を持続して売っていく場合、その商品はきっと長い時間をかけて研ぎ澄まされ、成長していくと思います。

その過程では必ず、うまくいかないことや、苦しいことは絶対に絶対に100パーセント出てくる。

もう本当に一筋縄でポンってうまくいくことなんてまずない。意識の齟齬、方向性の齟齬みたいな解散するバンドのような行き違いもたくさん出るし、コミュニケーションやタスクの面で苦しむこともたくさんあるでしょう。

でもだからこそ、その企画の趣旨・根幹に対して、主要なメンバーだけでも愛を持って、愛着を持って取り組まないと新規の企画はうまくいかない。

「大きく育って欲しい」「多くの人に受け入れられて欲しい」そう願って願って願って、愛を持って取り組むからこそ、

自分の時間を割いてリサーチができる。
少し無理もしようと思う。
【だって自分たちの(大切な)プロジェクトだもの。】

その意識をしっかりチームの中でキープし続けること。これが企画がうまくいく要だと思っています。


種を蒔いたのは自分でも、その花にはみんなの愛が必要

「愛を持って仕事をして欲しい」そう思ってわたしがしていること。それは周りの意見をしっかり取り入れること。

企画の発案者・実務者はわたしであっても、各々に「自分の企画でもある」ことを認識してもらうこと。

種を蒔くのはわたしでも、水をやったり耕すのはチームみんなでやっていく。

いつしかそれが大きくなって、みんなで喜べる日がくるように。

だから、絶対に無理な舵取りはしない。

そして何より、みんながやりたいと思っていたものを声の大きな人間が変えてしまうことだけは絶対にやってはいけない。

当初やりたいと思っていたことを独断判断でどんどん変えていってはいけない。


とても当然のことのように思えて、アイディアマン要素が強い人ほど、それをやってしまいがちです。そして変えていってしまう人にはそれ自体に気がつかない人が多い気がします。

それをやってしまうと、せっかくチームで耕してきた庭をその声が大きい(大抵はリーダー)に勝手に壊された気持ちになる。

そんな人がやる企画に、ついていきたいと思いますか?

無理をしてでもやりたいと思いますか?

だから上の人は考えなくてはいけない。
どうしても自分の意見で大きな変更をしたいなら、納得のいく代案やより良いと納得されるものを。

新しい企画というのは大抵がやっかいです。
やっかいな企画には、水やりをしてくれるメンバーがいればいるほど助かります。もし少しトラブルがあった時少し無理をしてでも共に頑張ってくれる人がいるとっても心強い。

でもそんな人がいてくれるかどうかは、水やりの指示を出す庭の持ち主のコミュニケーションによる、と思うんです。

そして愛が足りない商品は、育ててくれる人(メンバー)も、与えられる栄養(リソースなど)もどんどん減っていきます。

どんどん中身が足りなくなっていきます。

そして予定の納品日やローンチ日には、育成が十分に間に合わない。



愛がない商品は最後には選ばれない。

なにやら真面目な話をコンコンとしてしまいました。

本日これまで。


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

1
fashion/planner/design/direction/sometime pattern
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。