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ダイヤモンドは音速より速く地表に上ってくる!!

最近は、UNIVERSE LOVE瀬戸内リトリートをきっかけに
古代吉備の探究から
丹生、たたら製鉄、そして鉱物、鉱山、地質のようなところに
興味が広がって、石の本をいくつか平行読み。


その中の一冊
『三つの石で地球がわかる』(藤岡換太郎著:講談社)という書籍を読んでいて、びっくり。

 

以下、本書より引用 

ダイヤモンドは炭素だけで出来ているということは、多くの方がご存知でしょう。しかし、自然界で最も硬い物質といわれる硬度を生み出すためには、高い温度と圧力が必要です。それをもたらす場所が、地下です。ダイヤモンドが生まれる場所は深さ約200㎞、つまり橄欖岩でできたマントルがある、地球が約46億年前に誕生して間もないころの地層で、そこは温度900度~1300度、圧力は4.5~6ギガパスカルという世界です。

 

しかし、「高温」「高圧」という条件だけでは、私たちが地上でダイヤモンドの輝きを目にすることはできません。地表に上昇していく過程で温度も圧力も下がっていくとダイヤモンドは変質して、同じ炭素だけからなる「石墨」になってしまうのです。ここに、ダイヤモンドのミステリーがあります。

なぜ、ダイヤモンドは石墨にならず地上に出てくることができるのか。そこには、「高温」「高圧」のほかにもう一つ、「高速」という条件があるのです。つまり、石墨に変化してしまう時間を与えないほどの猛スピードで、地球ができたばかりの地層から一気に上昇してくるのです。その速度たるや、場合によっては音速(秒速約340.61m)の2倍にも達するという凄まじさです。

『三つの石で地球がわかる』藤岡換太郎 講談社

以上、引用終わり。

 

石がじっとしてるなんて、思い込みはこれを機会に外します。

ダイヤモンドは地下から音速で上ってくる!!!

音速の2倍で200キロ上昇ということは計算すると・・294秒・・
およそ5分?!で!!!!(計算あってますか?)

地球ってすごい!!!!

なぜ、そんな高速が可能なのか、まだ仮説の段階らしいです。

地下200㎞という深さでは、橄欖岩を含むマグマは水を含むことで安定する性質があります。水は揮発成分であり、圧力の急激な低下などがあると、勢いよく噴出します。これが上昇の原動力と考えられます。

『三つの石で地球がわかる』藤岡換太郎 講談社

 

ダイヤモンドってやっぱ特別なんだなあ。ダイヤモンドに興味があったわけではないけれど、このお話を読んで、存在として興味が湧きました。

霊力というのか、ダイヤモンドの意志を感じます。

ダイヤモンドはおひつじ座の石。
地球誕生間もない地層から生まれるなんて、やっぱり純度、純粋性の象徴ですよね。そして、猛スピードというのが、おひつじ座らしい。



先日の瀬戸内リトリートで
岡山 王子が岳(9500万年前の花崗岩)でモノリナセッション 瀬戸内海と虹と岩と響命

『地球のことは、”石”に聞くといい』|LUMINA EMI(慈恵)|note

今年の後半のリトリートは、新しい石の意識、樹木の意識、
新しいフィーリングを持って各地をめぐっています。
 
新しいフィーリングで古代を感じる時
あらたな古代が見えてくる。

結局、「今」のこころによって歴史も紐解かれる。
ヤマト王国以前の古代吉備、出雲、熊野をつなぐ。

旅は続きます。


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